「あやかし話」を含む小説

読んだ後に、狐につままれたような気持ちになるかもしれません。

しょっちゅう死にかけているせいか、作者はときどき、奇妙な体験をする。 オカルトとは言い切れないけど、なんだか怖い、背筋がぞくっとする……そんな出来事ばかりだ。 幽霊・妖怪・オカ…

疎遠になってしまった祖母のお葬式の日、葉月はふと、小学校最後の夏休みに過ごした不思議なひと夏のことを思い出していた。 設楽という愛知県のとある山奥に50人ほどの人々が住む場所があ…

普段連載ものの小説を書いているのですが、時々別のアイデアが浮かんで脱線してしまうことってありますよね？作家さんにありがちなことだと思うのですが、僕はそれすら1つの作品になり得る可…

雨上がりの満月の夜に、稀に見る事が出来る月夜の虹ムーンボウ、崖から滑り落ち身動きの取れない状態で偶然幻想的なムーンボウに見とれ、片角が生えたヒロインの話です。 ヒロインのムーン、…

全32話（コラム3、巻末付録参考図書含む） 一話完結の短話集ですがストーリー仕立てになっています 出来れば順を追って読まれることを望みます 怖いより、すこしふしぎと首をひねった…

日常の中に潜む不思議で少し怖いホラー短編集です。 ネット掲示板に投稿されたような、リアルでありながら奇妙な物語を書きました。 夢の中で牛乳を飲んだら恐ろしい目に遭ったり、公園…

昭和三十年代の四国は土佐の国。『薫的神社』の傍らで、太夫と呼ばれ、この世の物ではない『モノたち』を鎮める業を持つ、老女とその幼い弟子の物語。(一話完結の連作) 連載中の『はちきん…

お花見にやってきた「私」は、手に日本酒の一升瓶を持ち、上下赤いジャージ姿の美女に出会う。 彼女の言うことには、桜の精がお花見客をさらっているらしい。 そんな与太話を信じず、お花見…

コロナ禍は終わったのにマスクの着用を続ける人々に憤る口裂け女。このままではアイデンティティもろともに自分の存在が消えてしまう……。 醜形恐怖症に悩む少女と調べていくうち、この状況…

畏怖を纏い恐怖を紡ぐ古書店・纏屋書店が扱う本の中でも人一倍質（たち）も胸糞も悪い ４つ目の物語を今語ろう。 　闇を纏ったような大鴉。その幼児並に大きい鴉が飛び回ると人が消える。…

　最近車町、今で言う東京の港区周辺で発火元不明の火事が多発し、小さな騒ぎになっていた。ただ火事ならここまで噂として流れ移る事もないだろう。 　噂の元凶は青火とその火事で燃やされ…

―黒急須の中、孤独、我あり―。 　とある頃から変わった形をした黒急須の噂が、玄人の陶芸家、コアな骨董品収集家だった者の間で噂が立っていた。 （奇怪で怪奇な黒急須が回ってきたら…

魑魅（すだま）を集め、魍魎（もうりょう）を語る。そんな不思議な文殿で不気味な伏魔殿と呼ばれる古書店があった。 纏屋書店。其処の店主に襲いかかる帝と呼ばれる怪異の謎とは。

【あらすじ】 オカルトサークル代表の菅野英明は、ある日突然『幽霊カクマップ』を作ることを宣言する。部員の面々はそんな菅野の熱意に釣られ、あらゆる心霊スポットを巡り、その逸話を耳に…

日が傾く商店街。薄暗く静かな道で背後から音が聞こえる。 「ピチャリ、ピチャリ」 一体なんの音だろう。 SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテストに応募が間に合わなかった作…

新しい時代と共に、新たな移動手段が現れた。それに伴い、古くから在った学び舎は移転を余儀無くされ、建物は取り壊された。歴史在る学舎には、コレに見合う奇怪な噂も多々在った────今、…

文明開化の風が吹いて早三十三年。 時代は西洋の文化を受け入れ移り行く。 しかしそんな変化を疎み、日のもとの国に固執する集団がいた。その者達は古くからこの国にある異能の力を使い、…

〇場所　※場所　埼玉県川越市　喜多院 ◯あらすじ 視聴者数が少ないオカルト動画配信者のあなたは、心無い書き込みコメントに悩み友人に相談するも 解決できそうになかった。 配信を…

【SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテストで優秀賞をいただきました】 誰かが水たまりを踏んだような音が聞こえる。 でも、辺りを見まわしても誰もいない。 不思議に思っている…