「#ファンタジー恋愛 #ファンタジーロマンス」を含む小説

『箱庭』に幽閉されている第六王女のエルディーヌ。彼女の国には魔法の根源に『贄姫』が必要とされているため、何代かおきに魔力の高い姫を捧げる習わしがある。 かなり幼い頃から生活して…

十七歳で命を閉じた少女が、次に目を開けた先は――異国の王女。 大国の王太子妃候補として迎えられるも、 殿下には愛する人がいた。 「誰も私を望まないなら、自分の力で切り開く――…

国にとって、有益な人材が多く選出されるとされるラディスト公爵家。 わたくし、レイシアはそちらの三女ですけれど！？　十五歳になっても公爵令嬢の基礎基本以外、隠してますが『洗濯』ス…

「君、これは一体なんだ？」 「そ、それは……」 　目の前にある大量の紙たちには、びっしりと文字が書かれている。 　それだけならまだいいが、問題は中身だ。 (旦那様は私に興味…

　クロワ帝国の国境、オルール騎士団で唯一の女騎士であるノワは、親友のシトロンから突然結婚を申し込まれた。 　ノワが鈍感すぎただけで、シトロンは以前から彼女に好意を示してきた。一…

夫や子供を、愛人に奪われた妻は、とうとう限界をむかえた。 そして全てを捨て、去る。 しかし--それは始まりにすぎなかった。 愛を誤り、妻の心を失った男。 その傍らには、かつての愛…

ごく普通の女子高生・月光羽闇（げっこう　はやみ）。亡き母から託された紫の石のペンダントが白く光を放ったあの日から羽闇の日常は信じられない出来事の連続へと一変する。 突如現れた祖父…

エメロドカスルは大陸随一の魔法国。英聖機関での聖者たちを酷使することにより、人々は平和に暮らしていたが、突如現れた人を惑わすシャドウという存在に、悲しい事件があちこちで起こってい…

小さな王国の姫“セラ”は、明日16歳の誕生日を迎えようとしていた。城下では王女の誕生日を祝う祭が行われている。その祭に行くためにセラは、ある青年“チャーリー”の手を借りて城を抜け…

伯爵令嬢オフィーリアは、毒を盛ったと濡れ衣を着せられて婚約者に婚約破棄されてしまった。家からも追い出され、生きるために次の職を探そうと歩いていると、さらに追い打ちをかけるように、…

フェリアは次期侯爵を継ぐ嫡子である。その婿になる予定の２歳年上の婚約者アランは、浮名を流す男であった。 何れは結婚する二人。諦めに近い感情を持っていたフェリアだが、アランのある行…

『ポロぺ王国』そこには差別や偏見の標的、癖者と呼ばれる異形の者たちが自由に暮らす楽園。 だが女王メーリアにとって、彼らは退屈な日々を彩る観察対象に過ぎないのであった。今日も女王は…

森で目覚めた青年レンは、異世界に迷い込んでいた。 街で出会った銀髪の戦士リリアは、黒影の獣に刻まれた呪いに日々命を削られていた。 彼女を救う術は、レンの持つ特別な力「共鳴」。 …

「――余命半年です」 病弱令嬢アリアナは非情な余命宣告を突きつけられた。 そんな矢先、彼女の前に現れたのは「近づいた人間が非業な死を遂げている」と噂される死神公爵――ルシアン・ダ…

花の魔法は戦争に役立たず。 そう笑われてきたリサ・エルディアは、社交界でも居場所を見つけられず、ひっそりと生きる道を選ぼうとしていた。 しかし、王家直属の黒衣の騎士――ディー・…

魔力の強さで子を授かる可能性が決まる貴族社会。 子爵家令嬢リシュア・ヴァレンティアは、家の格に不釣り合いなほどの魔力量を持って産まれるが、そのせいで母親は亡くなってしまう。 …

ヴァーテル家は「龍の姿をした魔王の寵愛を受ける一族」。 数百年に渡る盟約で、ヴァーテル家に生まれた女子は必ず王家か魔王家に嫁ぐと決まっている。 ただし、ヴァーテル公爵令嬢のヨラ…

私はハイキャリアウーマン橘仁美。男なんて全員ゴミよ。結婚なんてありえないわ。そんな時、父親が死んだ。えっ、噓でしょ？オヤジ何してくれてんの？いきなり４千万とか無理、払えない！ そ…

かつて自分で書いた小説の世界に、主人公ミヤビは転生した。 しかし、未完の物語は「自律」を始め、想定外の悲劇的な結末へと向かっていた。 物語の登場人物たちと心を通わせる中で、ミヤビ…

芸術の国チェルデに暮らす、絵を描くのが何より好きな少女アネシュカ。彼女は宮廷絵師に才能を見出され、王都トリンの絵画工房にて修行することとなる。ところが直後、兄弟国マリアドルがチェ…