「……かもしれない」を含む小説

百合小説の短編集。一話完結。日常ものからSF風味まで。たまに重いのも。

有名な童話でお馴染みの登場人物達が暮らす世界に、突如現れた黒い男。 彼の正体は何なのか…？ 指輪に選ばれてしまった少年赤ずきんの、愛しい恐怖に塗れた物語。 ※この作品は、…

後妻業という生業を初めて知ったのはテレビのニュースでした。 その後、黒川博行さんの小説『後妻業』を手に取ったのですが、何かに執着することはそれにより滅びることを実感しました。

KAC2024参加作品です。お題にそった連作短編です。 【1回目お題】書き出しが「〇〇には三分以内にやらなければならないことがあった」で始まる物語。 【2回目お題】住宅の内見…

僕はある管理をするために雇われた。山奥の施設。そこは、あるコレクターにより、集められたモノだった。それは、人類に必須のものかもしれなかった。

猫のシロが、隆とはるみちゃんをくっつけようと一生懸命になるお話No2。 「夢を見たかもしれないのNo3に続きます。

「おやすみ前にホットミルクを」の続編。奥手の隆くんのプロポーズ成功です。ネコのシロも大満足で顔を洗っています。

　はじめにお断りしておきますが、昨年同様、決してふざけているわけではないのです。……いや、解説文もふざけているように見えるかもしれませんが、至って作者は真面目に書いてます。 　「…

人生の「幼少期」「青春期」「成熟期」「中年期」「老年期」という各ステージを描いた二十連作短歌です。それぞれの短歌に詩情を込めて、四季折々の風景や感情を表現しました。初めての挑戦で…

第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト 短歌　二十首連作部門 応募作品 今回の短歌のテーマは、セクシャルマイノリティです。 短歌のテーマとしては、少し珍しいかもしれません。 です…

少年愛が禁じられた時代―― 才能あふれる若者ルカは、少年愛者であることにコンプレックスを抱いていた。 だが己の感情と向き合ううちに、少年愛者であることをポジティブに考えるようにな…

晴れが続いた。ある日の午後ポストに一通の手紙があり、封を切り手紙を読むと元カノの弁護人だと名乗る屋城隆史が、鈴子が亡くなったら、この手紙を出すよう頼まれたと書いてある。 読んで…

　登場人物の視線とカメラワークを一致させ、記録映像のような作品を創る「Point of View Shot」。通称PoV方式。 『山間や廃墟、心霊スポットを訪れた主人公たちが“本…

🌛あらすじ🌛 輪廻転生を描いた物語です。 城西高校に通う高校二年生の女の子、黒木青葉には秘密がある。それは幽霊や妖怪、妖精など、他人には視えない存在が視えていること。それから…

清原涼音（すずね）は、大学の音楽サークルのリーダーであり、情熱的なボーカリスト。ギターを弾きながら歌う彼女の姿は、誰もが心を奪われる魅力を持っている。ある日、大学のキャンパスで涼…

主人公の梢は、高校を卒業してすぐ就職して一人暮らしを始めた。二度目に選んだ職場は家族経営のカフェ。やっと居場所を見つけたと思ったら、流行り病の騒動の中、勤めていた店は経営困難に陥…

ある日、父親からアメリカ留学の提案があった。日本の大学に見放された自分が、英語の世界で受け入れられるか試してみるのも良いのではないかと言われた。驚きの提案だったが、この言葉を聞い…

主人公は疑念に囚われ、「隣の奥さんが雉である」ことを示そうとする。さて、昨日捕まえた雉は何者なのか。 だいたい不条理、もしくはマジックリアリズムです。

海の粉。 それは、降ってきた雪が海の上に広がって、キラキラ光る幻想的な景色。 私は、一度だけその景色を見たことがある。

発表にあたり全面的に改稿しておりますが、原作としては、以前友人と交換小説のようなものを書いていた時のものです。（発表許可済み） 思いもよらずボーイズラブ？風味になったので、自分一…