「ほのぼの 日常」を含む小説

なんやかんやで世界崩壊の危機が終結してから2ヶ月。 問題解決の当事者であったユリアーナ騎士団であったが、 王国祭と、それと同時に開催される騎士団長ティアレーゼの護国卿就任式を3ヶ…

かつて獰猛な竜や魔物から、人々を魔術で守り抜いた宮廷魔術師。 けれど、それもいまは昔のこと。竜も魔物も去った安寧の世にその座についてしまったイオニアスは、己の魔術の使いどころがい…

マッチ売りの少女についての夢想。湊と侑の不思議な距離感。【エンジェル・リード】のスピンオフです。 【本編】 https://kakuyomu.jp/works/16816700…

『シャルル』は、アイドル猫王だった父猫、と無銘の母猫から生まれた一匹のアメリカン・カールの茶虎猫。 ペットショップでは、類稀なる愛らしさに凛とした美貌で多くの客を魅了していたが、…

ある仕事帰りの晩、俺は家の前で蹲っている少年を見つける。これはそんな彼との出会いと別れの物語。

ブラックな精神で働く岸田博人（30歳）。仕事終わりの帰宅中、一本道を外れたところから物語が始まる。社畜さんがアップルパイに魅了される、そんなお話。

日常系の短編集です。1000字〜2000字のショートショート。年齢、性別、世界観、時代は固定しません。1話1分程度で読めて、どの話からでも読めます。気楽に開いてもらえると嬉しいで…

　――僕は幸せになってもいいの？ 　死ね、汚い、近づくな。ゴミ、生かされただけ感謝しろ。常に虐げられ続けた子どもは、要らないと捨てられた。冷たい裏路地に転がる幼子は、最後に誰か…

アギトは定食屋の看板息子で、顔よし頭よし愛想よし。街で一番モテていた。ところが、王都から来た同い年のルーファスが、アギトを軽々と越えていく。いつしかすべてが二番手になったアギトは…

　真正直な女と凝り性の男がご飯を食べる話です。

荒巻一音は高校三年生。バイトに弟の送り迎えに忙しい毎日を過ごすメガバリギャルだ。 元々恋愛とか興味が無くて、男はアクセサリーと一緒でとっかえひっかえするのが日常だった。 そんな私…

まだこの世界に来てからコンビニに行ったことが無いという同居人で吸血鬼のアイズさん。これはそんな彼女が俺と共にコンビニに行くという、ただそれだけの日常の話である。

「安心してください！　あなたの生活をより良いものとするために、私は頑張りますよ！」 　天界から使わされ、そんな言葉を投げかけてくれた狐娘。 　彼女はとても真面目で、怠惰な事を許…

カトリーヌは最新式お手伝いロボットだ。ただし彼女がロボットでなかったとしても同じ決断をしたかもしれない。 あなたなら、どうする？

小学生の男の子が、曾祖父と過ごす日々の中で感じた、日常の一コマです。

　ひいばあさんの葬式に行って、ひいじいさんとちょっとしゃべる話。

いたずら好きな猫と飼い主の関係を小説にしてみました。

寒い冬が終わり。鳥たちの鳴き声も聞こえだして、もうすぐ桜が咲きそうなポカポカ日和のある日の事。私は駅のホームで電車を待っていた。その時にちょっと耳を澄ませてみると――。 「明日…

サラリーマンの風呂木は金曜日、疲れ切っていた。 帰る間際に仕事をふられ、疲労困憊、気分は散々である。 だが、風呂木には、特別な日のとっておきがあった。 それは『ゆぶね飯』。 …

短文ですが、以前書いたものを供養しておきたいと思いました。