「冬」を含む小説

僕は冬の北海道にいて、ミチルはニュージーランドのウェリントンにいる。何もかも違うけれど、同じ空を見上げることはできる。 ★コレクション：恋愛集 ★表紙：https://kaku…

異世界転生などがない、シンプルな現代ファンタジーです。 でもね、時代屋時計店からは始まりの国へ行くことができるのです。 始まりの国ってなんだろう？ どうか読んでみて下さい。 …

林梨都と九蘭樹は校内で有名なカップルだった。2人はよくバスケにサッカー、勉強など張り合っていたが、幸せな日々を過ごしていた。ある日樹が急に学校に来なくなり、連絡も途絶えてしまう。…

企画用描き下ろしです。医療関係の小説という企画があったので応募させていただきました。ちょっと、七千文字では、表現が足りませんでした。ごめんなさい。

「こんなはずでは……！」 　木音仁（ぼくねじん）は自室で一人、頭を抱えた。 　酒池肉林の大学生活に憧れを抱き、親元を離れ大学の近くで一人暮らしをするものの何も無いまま四年にな…

「殺伐感情戦線」の「嫉妬」参加作品です 自分の容姿が嫌いな水上さん。自分よりも小さくて、かわいらしくて、自分に構ってくるクラスメイトの沢瀉さんのことが嫌いで……

夏炉冬扇とは、夏の火鉢に冬の団扇（ウチワ）の意味。つまり、役に立たないことのたとえでございます。そういう、実用の役には立たない江戸時代の文化・風俗・習慣などを、紹介するコラムでご…

だんだんと寒くなっていく冬。そんな中で、主人公はめざまし占いを本気で信じて、奇行に走ってしまい、それを親に見られて大惨事.......！？　そんな彼の友達はどんなヤツなのか...…

11月3日、冬かどうかすらも怪しい、何とも言えない日。高1の俺は、一人寂しく自分の部屋で倒れた。まるで、日常の一かけらのように。まるで、当たり前かのように。終わりを悟った健気な思…

　純白の白磁世界で、青年は目を覚ました。 　それは、とても覚醒などとは呼べない霞掛かった虚ろな目覚め。 　そんな呆けた意識の中で、青年はかつて自身が大好きであったゲームの力を発…

繊細な少年を、少女が、冬の朝へと連れていく。 25首連作です。

その冬の日の朝、俺は海を睨んでいた。俺が実に馬鹿馬鹿しいことをいい出したからだ。 ★コレクション： ファンタジー・現代ファンタジー集 ★コレクション：現代神津の愉快な人びと ★…

これは、カクヨムコン８に応募している和風平安ファンタジー「錦濤宮物語　女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」を、登場人物の近衛大将・佳卓が紹介している文章です。https://ka…

ある日、英斗は赤い水晶玉を見つける。それは、不思議な出会いの始まりだった。

『深々と雪が降る夜は、静かに色を消して行く。この言いしれぬ不安感は、恐らく静寂の仕業だろう。俺は雪華が地に触れる瞬間まで目で追って、ふと考える。雪の降る音とは一体どんなだろうか？』

＜夏の日の扉＞ 　向咲日葵（こうさき　はるき）は、未来の記憶を夢に見た。 　立派な医学博士になっていた都合の良い夢を、受験に追いつめられた妄想と、笑おうとした。 　だがその記憶の…

　また冬になり、街がイルミネーションで彩られる季節がやってきた。 　｜心菜《ここな》が思い出すのは四年前に｜昌幸《まさゆき》と結婚したあの日のこと。 　ところが順風満帆だった…

実体験をちょっとした短編にしてみました。高校生活は楽しかったけれど、あの選択肢を選んでいれば間違いなく人生は変わっていただろうな……

全女子の理想のような私の彼氏、剛史さん。 でも、どこか満たされない私は悪い女。 こんばんは、モンタローです。 「人間っちゅーのはねえ たとえ初めは 見返りはいらないって 100…