「短編ホラー 短編」を含む小説

大学に通う"僕"には気になる人がいる。 その人は本名不明、年齢不明の自称大学助教授。 通称"ユキタカさん"。 そんな彼女と、ひょんなことから意気投合して学生生活の長くを共にする。…

大学生の＜俺＞は電車の中にクマのぬいぐるみを発見した。 ＜俺＞はどうにもそのクマのぬいぐるみに見られているような気がするのだった。 ※この作品は「小説家になろう」にも掲載して…

主人公は1匹の蛾。 居心地の良い場所を見つけて住み始めたのだが…

春夏秋冬、季節は巡る。いつも通り、当たり前の日常。 ふと、小さな声に耳を澄ませてみれば、世界の見方が変わります。 ほのぼのだったり、ほんの少しホラーだったりの一話完結短編集で…

俺こと柊真（しゅうま）は幼い頃から霊感があった。 そのせいでろくなことを経験してきていない。 彼は今年で気がついたら、３６歳になっていた。 事故物件の安アパートで生活をしている。…

逃げ出したい。逃げられない。「助けて」——その一言が、届かない。

ある夜、何の前触れもなく「自身を監視する虫」の存在を認識してしまった男。それが現実か妄想かの区別もつかぬまま、目的不明の視線に晒される彼の精神は恐怖と狂気に呑まれ、崩壊の一途を辿…

鳴けよ鳴けよと　鵼鳥の うらなくのどえ　乙女草、 露の中継　朝霧の 乱るる髪は　白薄縹 この文句から始まる絶世の美女『雨黙華 菊』。 彼女の深層心理には舞上げてはいけない、果…

　丑三つ時に響く、駒下駄のタップダンスと、最初からクライマックスの九枚目！ 　花もあわれむ陰キャぼっち女子大生、高崎櫻（たかさき　さくら）ちゃんの賃貸ワンルームに、時空を超えて悪…

コンビニの帰り道、寄り道がしたくなった和樹は真夜中の農道を一人で歩いていた。 そこで和樹が遭遇した怪異とは──。

ラブコメ×現ファンの「美少女留学生と挑む七不思議！」に出てくる小説が登場！ 主人公が読んだところもあれば、読んでいないところもあります。 だいぶ控えめに表現している……はず。多分…

海岸清掃のボランティアに勤しむ葛城美希（かつらぎ みき）は、海岸で綺麗なボトルを見つけた。 だが、それは海岸を汚すゴミの一つだった。ゴミである以上は捨てなければならないと思った…

僕（名前未決定）：料理が趣味のただの会社員。料理以外の生活能力は皆無に等しい。 奥さん（名前未決定）：僕の奥さん。ぐうたらすることが好き。仕事は在宅ワーク。 登場人物はフィクシ…

天までのびると言われるほど背の高い柳がゆらゆらとそよぐ柳小路。そこにはいわく付きの女の霊が現れると噂されていた。ある晩、主から訳ありの荷と共に言伝を預かった丁稚の六助は、噂されて…

季節外れの海水浴場に宿をとったわたし。沖合に見える小さな島は火山島だという。その夜、島がとつぜん噴火した。

割れんばかりの雨音。 じっとりと肌に張り付く服の感触。 稲光に白く照らされていたあのひとの肢体。 子供の頃に垣間見た、今はもう夢か現か定かでないあの夏の記憶。 　■ □ ■　 …

500文字完結のホラー短編

ホラー短編です。 恋人同士の話

「落ちてるものを拾ってはいけないよ」 祖母はことあるごとにそういった”決まり事”を教えてくれた。 それはきっと、理不尽から身を守る方法だったのだろう。 だから従妹よ、拾ってくるな…