「植物 カクヨムオンリー」を含む小説

草木を語る者は、神への冒涜者である――。 植物それ自体が禁忌とされた世界。 そんな世界で旅を続ける一人の植物学者がいた。 彼が小さな村で出会った、“一人”の植物。 これは異…

幼い頃、母親から与えられた植物の種。それは「愛の花」と呼ばれる“人間の愛”で育つ植物だと言う。しかし私に愛を与えてくれるはずの母は突如姿を消し、「愛の花」は花咲かない。一体愛とは…

この物語は、リノンくんが世界を滅ぼすまでを描いています。 でも、リノンくんが本当に世界を滅ぼせるかどうかは分かりません。 もしかしたら滅ぼさないことを決めるかも知れません。 もし…

『過重労働感染症』……通称『社畜病』 ２０１６年の時点で、日本人の９８％はこの病に感染したと言われている。 この病は強いストレス。また、過重労働によって発症し、最悪の場合死ぬこ…

　約10万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間程度)。完結済。人(ヒト)と植物(プランツ)は、どこまでその性(さが)が同じなのでしょうね――？ 　全三章で完結します。魔法も超能力…

「アサクラジュリさん、次のお部屋へどうぞ」受付の女性の無機質な声が響いた。 そして、それが私の名だと気づいた。樹里という、いかにも西洋かぶれで、行動的な人物を連想させるような名…

近頃、何かしらの案件を出したり、意見を述べたりするのを躊躇う人間が増えているように思える。 それはネットや周囲の反応を気にしてのものではありませんか？ ────くだらねぇ。 そ…

ここは天国。人や動物、植物が一生を終えたときに来る場所。 ここで幸せを心に貯めて転生を果たす。 自分が幸せを感じたり、他人を幸せにしたりすれば幸せは自ずと集まる。 しかし、自分が…

自分が生きるために命を頂戴するって、どう折り合いつけてますか？　つけてませんか？　そういう、「気にしない方が楽」な問題に衝突してしまった青春時代も、実は普遍的なのかもしれませんが…

万能薬の原料となる植物を求め、未開の島を訪れた製薬会社の研究員、ナイトウ。 そこで彼が出会ったのは、島で神の娘と呼ばれる美しい少女だった。

父の昔語りが好きです。 父の昔語りには、故郷である福井県の九頭竜ダムの底に眠る奥深い山の村の暮らしや、伝説や、動物や、植物や、人や、不思議なものが、いっぱい詰まっています。 父の…

父の昔語りが好きです。 父の昔語りには、故郷である福井県の九頭竜ダムの底に眠る奥深い山の村の暮らしや、伝説や、動物や、植物や、人や、不思議なものが、いっぱい詰まっています。 父の…

秋になると芳醇に香るキンモクセイ。 トイレとか言われがちな木ですが、こんな見方もあるかも……？ さあ、あなたも一緒に、名前の由来を妄想しつつ、新しい魅力を見つけてみませんか？

敗戦で人の消えた国で少年少女は生きていた。 ある日の抗争で紛れ込んだ謎の女により、植物の枝が爆発する。 その爆発がアルムたちの運命を変えた。 突如現れた桃虫という“存在”に導かれ…

核戦争により地上の大部分が破壊された世界。 あらゆる都市が壊滅し、植物は枯れ、環境は激変していた。 目が覚めたとき、既に世界は終わった後だった。 記憶は無くて名前さえも思い出せ…

　海しかない世界、人々は点在する水中都市で細々と暮らしていた。植物操作の能力を発現した桜木サクヤは都市の守護者として畏れられていた。 　ある日、別の水中都市からの漂流者が9年ぶり…