「書店」を含む小説

会社員京　奈央（かなどめ　なお）は仕事で各書店へ秋のブックフェアのご挨拶とポップを配るために外回りの最中に高校の時の同級生雨霧　翼（あまぎり　つばさ）に出会い思い出に更けていると…

あらすじ 　ここは本屋書房。 　貸本屋。兼、ブックカフェ。 海沿いの田舎町にあるこの本屋には、毎日まばらに人が訪ねてくる。 　話をしにくる人もいれば、読みふける人もいる。 　…

男性２名。約４０分。ご使用の際はご一報ください。 ＜あらすじ＞ 時は昭和40年代。若くして古本屋の店主となった高瀬のもとに、友人・真崎が訪れる。悩んでいる様子の高瀬に、真崎が言…

＊地元の個人書店から発行されている「文芸高久書店 5号」という文芸誌に掲載された作品です。 「みんにゃ、こんばんにゃー！」 個人勢の猫系Vtuberの猫柳ミココは普段は一般企業…

▼あらすじ 「誓って。私を決して、愛しはしないと」 　――千年前、結婚を目前にして死に別れてしまった私たち。 　その後同じ時代に転生するが、前世の記憶があるのは私だけだった。…

ほっこり、ざわざわ。 しとしと、ぽかぽか。 いざよい堂書店は、森のなかにある本屋さん。 人間のしいらと、トナカイの店長チェロが、今日も森の目覚めとともにお店を開ける。 どんな…

書店に行くと必ずと言って良いほど陰鬱になる「私」と、小説の可能性を信じる小さな書店のバイト員の話。

起　自分は周りと少し違う。そう思いたい彼女「 小津彩也子」は天然を装ってみたり、流行り物に興味がないなど取り繕ってみたり、あらゆる手段を試したのだがいかんせん周りに流されるミーハ…

出版社において営業とよばれる仕事をしていた筆者。 書店を回る【書店営業】でもなく、 取次という問屋を回る【取次営業】でもない、 マーケットをめぐる情報をベースに部数と在庫（その結…

書店で働く「私」が出会ったのは、優しくて爽やかな表情をした男性だった。 その時、ある一人の同級生を思い出して…… ※この小説は『note』でも公開しています。

＊地元の個人書店から発行されている「文芸高久書店 4号」という文芸誌に掲載された作品です。 「最近は異世界転生の案件が多すぎる！」 「転生とは生前の業を長い時間をかけて漂白した…

三鷹市に静かに佇む大型書店──元村書店。ある書店長がその書店でめぐり逢った事件とは──？

私、朝詩久楽の創設した文学フリーマーケット（俗称：文学フリマ）にて出店させて頂きます自費出版書店、古今文楽堂より販売致しております著書や其の他商品に纏る様々な情報を掲載しておりま…

＊地元の個人書店から発行されている「文芸高久書店」という文芸誌に掲載された作品です。 些細なことで喧嘩してしまった女子高生の由里(ゆり)と親友の知美(ともみ)の物語です。

海と山にはさまれたのどかなある田舎町に、ひとりの男が流れついた。 男は、なんの因果かある日虎へと姿を変じてしまった元人間であった。 虎へと変わった直後は嘆き、苦しみ、山のいた…

小園高校に通う 眞家 怜 と 信田 圭 は両片想いの幼馴染み。 互いに互いの好意にはうっすらと気付いていながらも、勇気が出ずに一歩を踏み出せずにいた。 ある日、圭は書店で『リ…

3分で読める温かい物語。たまには足を止めて空を見て一息つきませんか？　 イソップ童話の『北風と太陽』を擬人化した現代のお話です。 少しでも「悪くないね」と思ったら良いねをポチ…

5分で読める短編小説。幸せって何。現代を生きる姉妹の選択。人生をやり直したい、その思いの先には……望む未来が待っている。※ホラーではありません。 少しでも「悪くないね」と思った…

都立櫻庭《さくらば》高等学校は、広い閲覧室と三万冊を超える蔵書が並ぶ、都内でも有数の広く種類の多い図書室を持つ高校である。 読書と本屋巡りが趣味の榎戸燈画《えのきどとうが》は、そ…

小さな書店に務める書店員、宮下咲子は大学生バイトの少女から一冊の小説を押しつけられる。 少女の一押しだというその本の作者は、人気作家のカルマ。彼（？）は自身の素性を一切明かさない…