「気持ちだけでも」を含む小説

第4回のお題『ささくれ』にちなんだお話です！ 婚約破棄された主人公は、屋敷に戻ると急いで国を出る準備をした。 「義妹の言葉にしか耳を傾けない国なんて、出て行ってやる！」 …

「新田結愛」は誰にも言えない秘密があった。 それは死ぬまで誰にも告白するつもりの無い、同性への感情。 中学生の時に初めて気付いたが、それ以来その気持ちに蓋をして生きてきた。 だが…

　46秒後、46分後、46時間後、46日後……それは、正体不明の病で倒れた桜山瞳が、目を覚ますまでの時間だった。瞳はもう助からないと半ば諦めていた、瞳の交際相手・青都。彼に医者が…

失恋した女性、妙音（ミオ）。ミオは彼氏に突然の別れを責められ、未練が残るままでした。 その日は寝られず、夜、昔彼氏とデートした場所に向かうために、吉祥寺駅を訪れます。南口から真っ…

高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならな…

授業そっちのけで転入生・虹野さんを目で追う委員長。彼女に話しかけられた理由とは。

皆様、カクヨムコン9の準備はいかがでしょうか？　筆者は今年も参加予定ではありますが、 カクヨムコン8の時とは違った心構えで挑みたい、そう考えてます。 本気で参戦すれば来年1月末…

…第4回お題「ささくれ」 　親指にできたささくれに不安になった弟が、姉に助けを求めた。 「病気じゃないよね……？」 　否定することは簡単だ。 　どうってことないよ、と教えること…

　３年付き合って同棲までした彼と別れを選んだ私は、髪を切って髪を染め、転職までして彼のことを忘れようと思っていた。けれど、２年経っても一向に忘れられずに未練たらたら。 　そんな…

　僕の隣の席の女子は、いつも何処かをケガしてる。 　そんな女子のささくれ一つでさえ、僕は気になって仕方ない。 　この気持ちは、一体何て言うんだろうね。

「東君さ、きみ小説を書きたいんじゃない？」 　そんなわけないと、おもいながら東はなぜか否定できない。 　苛立った気持ちと意味のわからない焦燥感でないまぜになりながら、いつの間にか…

私の両親は、もろもろ厳しい人たちでした。 そんな両親との思い出をつづってみます。

幼稚園児のゆうは 帰ってきてからの楽しみがあった ゲームをすることだ 遊んでる途中に ささくれがあることに気づき お母さんに伝えようとするが タイミングが合わず 伝えられないも…

ちょっと、ドキドキ。ちょっと、しみじみ。 ひゃあ！ ラストが、良い感じだぞ？

家の中にいつの間にか現れる奇妙な白い箱。中に何かが入っているようで、だけど開け方がわからない箱。やがてパズルのように綺麗に組み合わせられることがわかった。 気持ち悪さは日々増して…

普段は誰とでも明るく接することができる。それでも恋愛はめっぽう苦手で、中々思いを打ち明けられない。そんなときに僕は、箱の中にある“アレ”に気持ちを映しだす…。 〈登場人物〉 葉…

むかしむかし、国立大学が法人ではなく、本当に国立だった時代。 一般的な法と規制から外れていた。 今では絶対に発生しない事件。 それは、ある医科大学の実験室で起こった話。 ホ…

不意に現れた不思議な箱屋。 手渡されたのは心をしまっておく箱。

25年前の恋の相手に再会する事になった理瑠亜(りるあ)。 理瑠亜は、あの時の彼の本心を確認したくなって尋ねると彼から思いがけない言葉が返ってきた。 その言葉は、理瑠亜の閉じ込めて…

怨霊視点で百合を書いてみたくなったので書きました。 ＜注意！＞怨霊視点です。ピュアさや優しさを百合に求める方には全く向きません。 簡単に救われたり報われたりするような魂は怨霊にな…