「sf」を含む小説

さなコン2024目指して書いたものの、期限も字数も守れずお蔵入りになった短編 コンテスト参加者は『見返した日記には、一ページだけ意味のわからない箇所がある』を必ず冒頭に入れた10…

　管理都市オーバー・グラウンドの中央にそびえ立つ管制塔で育てられた少女、アゲハ。彼女はAIアルテミス・クイーンビーを「お母様」と呼び、愛されることを夢見ていた。しかし、アゲハの運…

第七回こむら川小説大賞参加作 タワーマンションに住まない人間に人権がない世界 吸血鬼を防ぐ光が、都市で輝く

　釧路湿原で違法に増築されたメガソーラーユニットの撤去工事中に、地中から新種の粘菌が発見された。 　およそ25平方キロメートルにおよぶ巨大コロニーを形成していた新種粘菌は『クシロ…

　時は数百年後、世界は突如現れたカニバリズム思想を唱えるカルト教団、『天虎』（てんこ）によって支配されていた。長きにわたる戦いの末、人類の大半が文明を忘れ、天虎という捕食者側と、…

都会の喧騒の中、ある少女が不思議な声を聞く。それは誰かが伝えようとする大切な言葉。 しかし、その意味を掴みきれないまま、少女は日常へと戻っていく。 時が流れ、少年は青年となり、…

当たり前のように電柱から電柱に、そして家に延びている電線は実は、監視カメラだった

ここで負けて死ぬと言うのなら、それでも良かった。 名誉の殉死を望む者なら誰だってそうだ。幻獣／河鹿喜八もその一人だった。 2025年夏、塔の都《カグラ特別行政区》。 一年前…

中2の普通の男子。ノボル。夜中までゲーム。 そろそろ寝るか。窓に閃光。火球？ わくわくした。鼓動がなった。君は誰？・・・

遠い未来、宇宙の果てにある未知の星「ノクス」。ここでは、宇宙のエネルギーを使った異次元通信技術が開発され、地球とは異なる進化を遂げた文明が栄えていた。物語の主人公、天才エンジニア…

お金に困った男は、万引きをするが...

こむら川参加作品です

　はるか未来。人類は遺伝子編集技術を手に入れ、遺伝子編集技術で生まれた優秀な人類「デザイン」と、自然交配で生まれた「ネイチャー」は、別れて暮らしていた。 　デザインである13歳…

主人公(岡島桃香)は物心ついた時から一緒にいる幼馴染(藤田梨沙)と大喧嘩をした。原因は些細なことだった。でも絶交してしまう。 翌日になり、登校し、自分には藤田梨沙しか居なかった…

砂漠、カメラ、忘れ去られた愛 の3つの単語で書いた即興小説です。 初めて執筆したのでよろしくお願いします。

「苦悩と不安の現象学」からの一節。人間はみなイカロスである。４本足で大地に安定していた彼らは、やがて両腕を大地からはなし２本足で立つようになった。解放され自由になった両腕で空を志…

日本が生成AIに対し厳格な規制を強いた世界の物語。 それでも「私」と「私」はいつか交わる。

見てはいけない光を見てしまう男の話。

ある時、バラスと言うメタバースから招待状が届いた。僕を守ってくれるという。