「未来ＳＦ」を含む小説

※KAC4参加作品 　わたしの名前は、ミシャ。 　ミ国自由戦線の兵士。 　十年以上も続くこの内戦で、わたしは戦いに身を投じている。 　けれど。 　わたしが戦う理由は、そんな大そ…

―2045年 日本 関東地方 21年前に世界の各地に古代の魔力が突如蘇り、やがて人間の精神や健康を数値化し、 人造人間や、クローン技術、電脳化、義体化などの技術が、飛躍的に進歩し…

近未来、人間のあらゆる仕事がＡＩに変わられてしまう。 ＡＩの発達についていけず、人々の格差が進み不満が暴動を呼んだ。 世界中のＡＩを束ねるＡＩが発生し、暴動の鎮静化を図った。

　僕には双子の姉がいた。誰よりも可憐で美しかった姉は、“男になりたい”と、いつも口癖のように呟いていた。 　僕はなぜ、姉さんがそう口にしたのかを知っている。姉がその言葉を紡ぐとき…

　気が付いたら森に居た。何を言っているのか自分でも分からないが、陸軍軍曹ニコラ＝古河は見知らぬ場所で巨大なトカゲに襲われているエルフの子供を助けていた。子供の村に厄介になりつつフ…

クラウドファンディングをテーマにした短編です。 ここではお金ではなく「あるもの」を集めます。

　現在、日本のバス会社はほとんどが赤字であり、地域自治体からの支援でどうにかやっている状況だそうです。 　運転手も高齢化が進み、しかも利用者は増える気配はない。 　それは、日本全…

「もし教室にテロリストが現れたら」 中学二年生の妄想は、幸か不幸か現実となる。 想像の世界ではかっこよくテロリストを撃退する英雄も、現実の世界ではあっけなく暴徒の銃弾に倒れる…

数百年後の未来、北方の島で前時代の遺跡と思われる巨大地下トンネルが見つかる。 　調査のため中に足を踏み入れた男がトンネルの深部で見たものとは……。

肩の力を抜いて気軽に楽しめる（といいなと思っている）全体的に軽めなSF系短編集です。

目が覚めたら、100年先の未来にコールドスリープしてしまった主人公。 100年という遠い未来で主人公は一体何を見て、何を思うのか。 ・・・これはそういう物語。

近未来の日本。 其処は剣と魔法とモンスターが溢れる世界でした。 特区管理局―――通称Ｓ．Ｚ．Ａに勤める浅日宗一はある日、地方にある特区からの要望に応え低ランクＭＥ（ミュータント…

2022年12月24日、深夜。或る一人の少女が、突然前触れも無くこの世を去った。――「彼女」と繋がりのあった様々な人間たちが語る言葉から、「彼女」と「彼女」を追いかけていくこの世…

太古から人間は変わらず、予想し続ける

人類がいなくなった地球。そこにはくたびれた人間のおじさんと足を失った元気なアンドロイドの少女がいた。おじさんは今日も少女を背負ってのんびり？と終末世界を旅していく。 ＊基本一話…

人々があらゆる生物の遺伝子を組み込んでいるのが当たり前となった近未来。 その世界の中で、普通の人とそうでない人々がどう生きていくのか。 オムニバス形式で物語を進めています。 第…

機械と僕とは言葉にしがたい導線で結ばれていたのかもしれない。

西暦2022年、日本から「感情」が消え失せた。

朝一番にポストの投函を確認するのが日課のケンドリック。 彼はずっと、とある郵便物を待ち続けている。