「ホラー&ミステリー ホラー」を含む小説

日常に潜む不気味な話やふふっと笑っちゃう話などがそれぞれ独立した短編として詰め込んである。 あなたも体験した事があるかもしれない。もしくはこれから体験するかも……。 そんな僕と私…

２日前、俺に告白をした五十嵐望が２日後ホッチキスになっていた。 しかも喋る。ちょー怖い。戦慄しか覚えない。 これは俺がホッチキスになった彼女を人間に戻す不可思議で奇々怪々な物語…

「私は、……あれよ。死神、的な……あれよ」 「的なあれって何だよ……」 ある蒸し暑い夏の夜のこと。 高校三年生の少年――蘆屋佳祐は、一人の不気味な少女と出会う。 彼女の口から語…

殺された従姉妹の無念を晴らすため、「呪いによって恨みを晴らす復讐屋」が住むとされる屋敷を訪れた小学六年生、天津桜《あまつかさくら》。彼女がそこで出会ったのは、「怨霊に質問をしてい…

　雨が降る中、ある男が急逝する。男は「悪魔」と呼ばれていた。悪魔は事業を興し、成功した人物である。悪魔は誰かによって屠られたのである。その亡骸には莇の紋が紅で描かれていた。かつて…

定番の心霊スポット「旧御山トンネル」を訪れる、ホラーアイドル女優と心霊オカルト番組スタッフ一行。 深夜のトンネル入り口で出迎えたのは、「定番の怪奇現象」………。 「やらせ」の臭い…

ネットのライブ配信サイトで知り合った男は、「今の俺は誰かに監禁されている。」と俺に話した。その日から俺は、毎晩のようにライブ中継される男の監禁生活を、ひたすら観察し続けることにな…

僕には人には見えない物が見える。 短編です。

——「赤井さん、あなたには、人は、殺せません」 「……何を」 　その男は僕から刃を奪い取ると、言った。 「だから、あなたが死んでください」—— トーカ　主人公。精神病院閉鎖病…

宮田涼介は、大学でメディア研究会というサークルに所属しウェブメディアの記事の執筆に明け暮れていた。 読者の興味を引くことができる記事のネタ探しに奔走していた涼介はある日、フォロー…

ファミレスで話す男と女。この2人の会話にはところどころおかしな点があるのだが……。

その泥棒は電気を奪うために女のアパートの部屋に侵入するが、そこで女をストーキングしている男と鉢合わせになり……？

オンボロマンション、黄色い「いずみハイツ」で謎の現象に悩まされるハマダ。悪霊払いで解決なるか？

「目は口ほどに物を言う」なんて言葉がありますが、全く物を言わない目、あるいは何を言っているのか読み取れない目があるとしたらそれはそれで怖ろしいものなのだと思います。アイコンタクト…

ーーこの島には役者しかいない。 　阿久津島。その中心付近に位置する島で唯一の高校の、2年B組は芸能科。 　俺たちは物心ついた時から役者に憧れ、今日まで役者を志し、もしくは既…

週刊木製ロマンチカ、人気コーナーである零感倶楽部では毎回、読者の情報を頼りに心霊記事を書いていた。 ベテラン記者の瞬と力の元に新入りが加わり、新たな体制で怪異に挑んでゆく三人だ…

2014年夏ーーM県某所にて。 ここM県には、日夜犯罪者を追い続ける1人の探偵がいた。