「戦国」を含む小説

乱世に生きた、人々の物語です。

多摩地域の中世の郷土史を集めて、書いた記事から抜粋しました。平安末期から後北条氏が、滅ぶ天正１８年までです。

　初出は同人誌〈星群〉50号（1983年5月発行）。書いたのは確か1982年の暮れあたりだったと思います。 　まずは時代背景から。 　今でこそ女の子がロボットや戦車に乗るのが当た…

今拙作は以前、私がニコニコ動画でアップした動画である『忘れえぬ想い　三ツ者の唄』sm20098023の続きになります。動画を作っているひまがなく、やむを得ず小説アップとなりました…

「戦国最大のおのぼりさん」今川氏真の上洛を活写する戦国文芸観光蹴鞠小説！ 信長「との」蹴鞠を含めた天正三年（一五七五）今川氏真上洛百日の全行程と知られざる人間模様を、上洛中に氏真…

　時は１５８８年。 　もうちょいで天下統一が完了し、戦国時代が終わる間際。 　徳川四天王の筆頭・酒井忠次は、引退して京都で余生をエンジョイする事を決意。豊臣秀吉が気前よく用意して…

真田源三郎信繁は、憧れの都会にやってきた。 とある喫茶店に足を踏み入れるが……。

この話は戦国時代における能登畠山氏の終期におけるお話です。 能登畠山氏７代目畠山義総の寵臣であった温井総貞（紹春）と守護代の家に生まれながら不遇の少年期を過ごした遊佐続光の二人が…

中国、春秋戦国時代。 自然豊かな湖の畔で、姉妹同然に育った西施と鄭旦。 たおやかで温和な西施に対し、内気で不器用な鄭旦。 堅い絆で結ばれた二人の美少女を、時代の荒波は残酷な形で…

一六〇〇年　関ヶ原。 天下分け目の合戦――それは、徳川家康率いる東軍と、石田三成率いる西軍の戦いである。 だが、関ヶ原の戦いは、ただの天下取りの合戦ではない。そこには確かに、…

　少女の名はゆかり。天涯孤独の身の上で、領主家の薬師を一人営んでいる。 　ある日、ゆかりは怪我をした赤い目のあやかし鴉を助ける。鴉とはとても仲良くなって一緒に暮らし始めたのだが…

大阪夏の陣。 徳川家康本陣に迫った真田幸村は、打ち倒され己の死を悟った。 だが幸村は死んでいなかった。 何故か幸村が目を覚ましたのは、剣と魔法の異世界。 そこで出会ったのは、美…

かつて、栄えたユーロピア帝国は滅び、無数の国家が乱立する地となったユーロピア。かの地は南、東、北の大国の侵攻に怯える日々が続いた。そんな時、七つの王国が立ち上がる。七つの国はお互…

わが『女戦士は穏健派』のヒロイン『幸瀬美智子（さちせ みちこ）』を中心としたキャラたちの休日の生活をコメディータッチに描いた、１話完結型の短編作品です。 コーヒーブレイクのお供に…

あらすじ：主人公の『古久保太一（こくぼ たいち）』は東京都墨田区 に在住する出版社勤務のサラリーマンだ。 ある日趣味のバイクツーリングがてら名古屋 名物の味噌カツを食べに名古屋へ…

The eight samurai of hound. 八犬士の力を求めていたのは里見氏だけではなかった。蠢動する太田道灌と上杉定正。足利成氏、長尾伊玄（景春）、そして伊勢新九郎…

戦国時代末期、後の始皇帝である秦王・政に挑んだひとりの男がいた。撃剣の名手にして羽声の力で人の心を自在に操る侠客・荊軻と彼を迎え入れた北方の国・燕、そして燕の歌姫・雪蘭に待ち受け…

ある日、四国が独立し、国となった。その名も長宗我部帝国。 戦国時代の大名家、長宗我部家の末裔が統治する帝国として、北朝鮮もビックリな独裁国家が誕生するが、その実体は？ 大胆な…

ーーー思い通りにならない世界。 大学受験に失敗し、浪人生となった友野高明は二度目の大学の試験前日を迎える。 しかし合格祈願に訪れた神社で「過去に戻ってやり直せたら」と願ってしまう…