「意識」を含む小説

　大学の近く、普段気にしたことのないペットショップで、ハツカネズミに目を奪われたえりなは、駅前の喫茶店で、電子工学を専攻しているあゆみという同じ大学の学生に出会った。自分も心理学…

　ただ、書きたい時に、書きたい事を、書きたいだけ、書いてみる。ということを意識して好き勝手に書いています。

心を病んだ明日香は「あの人」の幻影に怯えている。しかし彼の姿は次第に衆目を集め始める。娘をかどわかす色男でも美人局でもない謎の男「あの人」の正体とは サイコSFホラーサスペンス…

高校生の俺は、家に帰ってきたら自分の部屋を占拠する巨大な岩に出くわした。 両親に助けを求めても取り合ってくれないし、さてこいつをどうするか。 世にも奇妙な物語に出てきそうなテイ…

今年三十歳になった工藤香澄は、ネガティブな性格で、一日が百時間なのではないかという発想を抱いていた。中学の頃、目の前からいなくなった正孝という同級生と再会することになるが、彼の記…

小鳥遊大樹《たかなしだいき》35歳独身。 定職にも着かずに転々とフリーター生活を送る毎日。 ぱっと見はどこにでもいそうなおっさんで、特に目立つような要素も無い男。 そんな彼にも夢…

「クラリス嬢！　きみとの婚約は破棄する！」高らかに宣言した第一王子アルヴィン。けれどもあれよあれよと転落し、気付けば自分が捨てた令嬢クラリスに、護衛騎士として雇われる羽目に。 こ…

子供の頃から性格の違う弟の誠は、兄と比較して嫉妬を抱いていた。兄を意識していると、断崖絶壁、吊り橋、洞窟と目まぐるしく変わる光景を夢に見ながら、自分の中に生まれるはずだった姉が存…

大学の研究室から田舎町の研究所へ資料を届けるように言われた白石助手は、田舎町で同じ日を繰り返しているという女の子に出会う。どこか懐かしさを感じるその女性を感じながら田舎道を歩いて…

スナックに勤めている弥生の病室に心中未遂の患者が運び込まれてきた。男は軽傷だったが、女性は意識不明、二人は知らない者同士だった。女性は回復したが記憶が欠落している。弥生も自殺を試…

私は新しい世界という意識を持っていた。そこに後輩の氷室と偶然大学で出会って、アンティークショップに出かけた。そこで氷室が考えていることをいろいろ聞いているうちに、彼が前世を覚えて…

「他の民族の異性と結婚してはいけない」という憲法が成立したアテルマ国は、それまで首長国だった六角国から独立したが、なぜそんな憲法ができたのか、研究が進められていた。研究員である更…

不世出の大魔法士と呼ばれた“駆龍侯”ガラム・バラウールを父に持つクリオは、父の急死によって、唐突に貴族としての地位を奪われてしまった。そんな彼女に国王リュシアン三世が提示してきた…

大怪我から意識を取り戻した伯爵令嬢セシリア。 ここがどこなのか、自分が誰なのか、すべてが分からない。 記憶を失ったセシリアの前に現れたのは、麗しい公爵様。 「君は自分の名前以…

気が付けば五十歳を超えていた山本悟は、最近同じビデオをずっと見ていることが多くなった。そこに出てくるナース役の女性が、こちらを意識しているような気がして、こちらも意識しないわけに…

モノを捨てることができない由紀子と、昔の過去は思い出せるのに、直近の過去のことが思い出せない恵。お互いに過去のトラウマを背負いながら、展開するストーリーに、恵の弟が絡んできて、由…

　今回は作者には珍しく、セリフの多い作品になりました。一人の童話作家が天国と地獄の夢を見て、それを本にしようと思う。その話を、前の担当者である三雲と馴染みのバーのマスターにしたそ…

ヤンデレ主人公×明るい系ヒロインの百合です。死の描写があります注意。逆行(タイムスリップ)ものです。 キャラ設定↓ 町中雨依[まちなか うい]:主人公。晴のことが好き。無意識に…

高校2年生の零耶と叶望はその年のお盆に開催される夏祭りを二人で周り、花火が終わって神社の鳥居をくぐろうとすると、途端に謎の摩訶不思議な風景とともに、意識をうしなった。 気がつけ…

　自分も含め、他人や魔獣、建造物や道具を対象に、全ての情報を閲覧することができる先天的な特殊能力――『ステータス・オープン』。 　幼少の頃から使えるこの能力で、一人の男は上手く立…