「めえ」を含む小説

拝啓、若親分。そろそろ組に帰ってきてもらえませんか？旅もいいです‥お好きですから。恋もいいです‥お好きですから。でも、組には毎日鉄砲玉が飛んできてメチャしんどいんです。できれば近…

【2022年11月18日（金）ファンタジア文庫より発売！】 帝国北方の辺境を守る名門・張家のご令嬢ながらも、 文武両道、才色兼備、民からも慕われる美少女、白玲(ハクレイ)。 「…

生まれ持った被虐体質である杵柄孝多（きねつかこうた）は、今日も不良に目をつけられイジメられている。しかし当の本人は辛いとも思わない。彼らの責めはあまりに幼稚で自己満足の域をでない…

婚約者が倒れた。 そんな連絡を受け、ティタンは急いで彼女の元へと向かう。 そこで見たのはあれほどまでに美しかった彼女の変わり果てた姿だ。 全身包帯で覆われ、顔も見えない。…

あるところに、魔王イザベラ・アステリアと、モノという使用人の少女がいた。 表向きには… モノ「魔王様、そろそろ私にも家名が欲しいです。そうですね、例えばアステリアとか。」 イ…

俺の名前は最上渚（さいじょうなぎさ）。 そして俺の義妹の名は最上夢（さいじょうゆめ）。 俺の幼馴染は山部春香（やまべはるか）。 この夢と春香に小馬鹿にされている人生だった。 俺…

間抜けな奴らめ、ひっひっひ。短い話（※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ

大陸規模の何でも屋『導きの星協会』に所属しているカナタはちょっとした訳ありのちっちゃな子どもを抱えて日々をあくせく生きている。 世間さまは誘拐だの連続殺人事件だのに怯えているが…

地元では天才ともてはやされてきた松野潮は、自身の芸術の大成を胸に抱いて、芸術大学入学を機に上京した。 しかし、芸術大学は地元と異なり、才能を持つ若き芸術家の卵が多く在籍していた。…

前作「ルークス」のセカンドストーリーです。 時は二二二〇年。 プロメテウス計画により崩壊したこの国。人工知能搭載型アンドロイドにより、この地は新たに活動を始めた。 町が建設され…

貧しい生い立ちの母は教育ママのハシリに……。

めいっこを預かることになったアラサー女子。 七歳の女の子だが、その異質ともいえる元気さに手を焼く。 嵐の夜にワケありの客たちを迎えて、さあ大混乱の始まり。 最強で最恐の女児が暴れ…

空（そら）は三つ子の一番上。けれども弟たちとはなんとなく溝があるように感じている。一卵性で双子のような弟たちは、空よりもちょっとあとに生まれてきたので三つ子なのに誕生日が違う。そ…

そのカメは心配性だから。 （※重複投稿作品）リィズ・ブランディシュカ ２０２４．０５．１８たし蟹！

二つの出版社からの書評　『壬生浪ふたり・俄狂言「恋語り」』 まず二つの出版社からの書評・・・・ ● 時代設定も舞台も、それぞれ異なる３つの恋愛 物語。 前回応募作の「白蛇抄」…

「いずれ、時がうごく。渤国との決戦はさけられまい」 「で・・も」 桧田は『そのときにはドーランがやってくる』と、いう言葉を飲み込んだ。 眼前の渤国だけを相手にしているのなら、まだ…

「ねえ、もっちん、どう？　変じゃない？」というあーちゃんに、私は「うん、かわいいよ」としか言い返せなかった。 泣き出したあーちゃんの腕をつかんで、冷たい教室を飛び出した。「海が見…

めぐりあはむ 空行く月のゆく末も まだはるかなる武蔵野の原 …藤原定家「新千載和歌集」より… 武蔵野の原野に浮かぶ月…… 定家の和歌をモチーフに、切なく儚い君への想いを詩的に綴…

旅をする小さな少年は、とある街の近くの森に立ち寄る。そこで貴重な薬草類を採集するも、採集は街の許可が必要で、不法採集として牢に連行される。運良く(？)街の貴族令嬢に釈放してもらっ…

　人間が暮らす人間界と。天魔、地魔と呼ばれる魔物の世界は魔界の門で隔たれているが。両者は魔協定を結び、互いの力を分け与え、共存をしている。 　人間の少年ミューは容姿も成績も普通で…