「ただわたしだけが」を含む小説

企画用と見せ掛けつつ、最近長編小説を書き終えた僕が、なんだかんだやってみたかっただけです。

　幼女に与えられる奇跡は、やがて赤い鮮血を呼ぶ。 　過疎の田舎町の酒造の一人娘「紀枝」は、二ヶ月前には母を亡くしたばかりだった。 　だが、父は言った。 「お父さん、再婚するからな…

お約束でトラックに轢かれたニートは転生部屋で女神と邂逅し、興奮してつい願ってしまった。異世界転生のテンプレみてぇな人生を生きたい。女神は即座に許可し「じゃあ王道から外れたら即死ね…

まだ人を信じることを疑わなかった、小学2年生のわたし。「お姉ちゃんなんだから」は、いつだって私を呪う言葉。がんばり屋さんで、ひとりぼっちのあの頃のわたしを、今、救い上げられたら。

ちっちゃい頃から女の子みたいな、わたし。小学生の時も、中学生の時も、みんなから女子のように思われてきた。中2の頃から女子の可愛い下着を着けたくなって、可愛い下着を集める。

わたしは女子だと思われてる。

ちっちゃい頃から女の子みたいな、わたし。

わたしは中学2年生。那覇市の中学生。女の子になりたい～って思ってる。

ちっちゃい頃から女の子みたいな、わたし。みんなからも女子と思われてきた。中学生になっても、やっぱり女子みたいな、わたし。

15歳の白美雨（メイユイ）は四大名家・銀狼家の流れを組む、白家の一人娘。けれど両親を幼い頃に亡くし、この国で重要とされる「守護術」の試しの儀式すら参加できず、無能と虐げられてい…

井戸のなかで生まれた蛙くんは、海がどんなところか知りません。 だから、海を見るために、井戸の壁を上り始めました。 ＊この作品は「小説家になろう（https://ncode.sy…

需要がないのはわかっていますが、書いてみました。 わたしの好きな作家のある小説のパロディです・・・ふざけてると思われるかもしれません（ハイッ、ふざけてます！）が、真面目に書い…

ヴェリアス大陸――。 ここは海のように深く広い川がある大陸で、その川を挟んで四つの国がある。 その国々には人族、魔族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族など多くの種族が分け隔てなく…

天使のカナユメはいつものように天国にいる人間が寝たらその人間の夢に侵入して夢の世界を奪う仕事をしていた。 その人間が最後にどうなるのか知っていながら。 だってそれが仕事だから……

ステージ下手最前列がわたしの定位置だった。 世界で一番大好きだったあなたのベースが、今は遠くに聴こえる。 あなたの音楽が世界中に響くことを祈っています。

前世人間だった頃のことはあまり覚えていないけれど、わたしは確かに生まれ変わるのならスライムのような存在が良いと願った。……気がする。 これは人間からスライムに生まれ変わった、…

いつも通りの夜、いつも通りに帰ってきて、いつも通りの部屋に入ると、そこには何とわたしがいる。 作者：後藤文彦 https://gthmhk.gitlab.io/gthmhk/s…

少女小説風味の龍神と村娘の異類恋愛物語。五万字くらいの２３話完結です。 東の海に浮かぶ島、陽明国。 この国には少女を生贄にささげる風習が神話の時代の昔にあった。 現在ではすた…

わたしはエルフ、「カモミール・ルムフェ」部屋の片づけをしていたら、足元の物に躓いてしまった。気が付くと見たことのない光景が広がっていた。

予告編「―あいつといると、弱くなる。戦士としての能力を失っていく。それがたまらなく嬉しいんだ」『あなたがわたしを守ってくれるのはおカネもらってるからなの？怖くてきけないよ……！』…