「冬」を含む小説

友達もおらずずっと一人でいる高校生の法華津時雨は冬のある日、桜の匂いに誘われて古びた神社に辿り着く。 そこには不思議な青年がいた。 青年は陽古と名乗り、遥か昔からここに住んでいる…

（過去作『冬の海浜にすさぶ』リメイク・Pixivより転載）1998年12月。冬の浜に打ち上がった少女は、自らを死に損ないの人魚と名乗った。第一発見者の“俺”は彼女を餌付けし、二人…

難攻不落の麗しきご令嬢・ナターシャに恋をしていて少々悪癖をわずらっている（自称）紳士的な主人公は、いつか憧れの彼女に踏んでもらうため、彼女の弟であるロッティに土下座して協力を申し…

幼い頃から密かにお笑い芸人に憧れていた稲荷冬馬は、大阪で人気芸人だと思っていた叔母の稲荷沢子が芸人を辞め自堕落な生活を送っていることにショックを受けて以来、自分の気持ちを押し殺し…

短編集です。 「さくら大嫌い」と「紅葉が似合うあの人」が、女の子が女の子に恋をする話で、「雪の上でのキャッチボール」が、男が男に恋をする話です。 「ラムネ瓶のビー玉」は、女の…

　U15（15歳以下）の格闘ゲーム部門で四大ゲームを征したヒール（悪役）ゲーマー、《オメガ・オーク》。 　本名、《那良来海（ならくるみ）》は中三の夏、高校受験 を機に活動休止を宣…

11歳の少年、白城　冬真 彼はいつものように数人からいじめられていても誰も助けてくれない、孤児院出身の少年。そんな少年がブラックサンタクロースに出会いという願いから起きる不思議な…

冬の大三角、星の伝説から現代へ… １７歳の星渡うららは、幼なじみと一緒に星を見ていた。 すると、公園に小学生くらいの女の子が入って来て…… 星の伝説を調べて書きました。 よろし…

第二次大戦末期、ドイツに現れるはずだった幻の翼、ホルテンHo229。彼女は敗戦と共に消滅ーしなかった！廻り廻って日本に行き着いた彼女の活躍とその開発を描く！ この作品はなろうに…

こんなに寒いと、夏の頃の暑さなんてまるで考えられないですよね。そんな時に夏を思い出した私の大きな独り言です。

園城千夜は大学二年の春、交際を迫られた男子から逃げ、二階の校舎窓から飛び降りた少女、穂積一砂を受け止めたことで、彼女と知り合うことになる。 　校内でも噂になるほどの美少女である一…

デナリに憧れる女性のお話

冬に、道に迷った人を導くのはきっと雪女。 その人をどうするかは、迷ったその人次第。

ある冬の日。ドルチェネ伯爵家の令嬢サフィアは、七年の付き合いになる婚約者に婚約解消を告げられた。 相手方の有責で婚約は破棄になったといえ、婚約者を愛していたサフィアは泣き暮れて、…

本日は由紀子が主人公で、ジャンル不詳なお話にしてみました。 まだ恋をしたことは、無いけど、きっと素敵なんだろうな。

知識の素地にある人間の歴史上の事実と虚構。それ以外にも忘れられた人々やそれぞれの物語も文字や造形物に残さなければ誰も知らない、存在すら無かったことに為る、

十五年前の冬の匂い。 思い出すことは怒りだけのはずだったのに。

２０２３年冬。流行の黒い服の中に、流行に乗れない「私」がいた。 絶望、焦燥、劣等。うつむく彼女がぶつかったのは、意外な形の『白』だった。

今日は朝から雪が降っている。 自主休講を決め込んだ浅羽は、椿に絡むヘビを見つける。 ミンイチ様　三題噺『雪』『椿』『ヘビ』 https://kakuyomu.jp/user…