「あやかし（？）」を含む小説

なにかが窓を叩いている

ある夏の日、引きこもりの男、秋比奈世夜は暇つぶしに大型掲示板サイトを読み漁っていた。ある一つのスレッドが目についてクリックしたその時、彼の前に不思議な男が現れる。 男に脅され世夜…

呪詛払いの家系に生まれた双子。二人はSNSで呪詛払い希望者を日々募っていた。 ある日「不老不死の呪いを解いて欲しい」と望む男から依頼が届く。 依頼を受けた双子の妹は男と共に、呪い…

「山羊の卵」へご依頼をしてくださった方の紹介と、作成させていただいた台本・詩・童話などのご紹介です。 ※二次転用は禁止です ※御依頼者様以外の方の動画・配信等での使用、商用利用…

都内某所。息をひそめるように佇む古書店がある。様々な書物が乱立する店内の奥に、玉兎庵という小さな部屋がある。そこに住みつく紙魚と店の主人が紡ぐ、あやかしと人間の物語り。

選ばれたのは運命か否か。 時計塔で笑むは狂気じみた魔人、告げられたルールはあたかも、地獄。閉じられた島の中、強要された殺戮。 月が沈むまでに生き残った者が勝者となる猟奇めいた檻の…

いつの時代も、その多くはきっと 口いっぱいに飯をかきこめることに幸せを感じ 友人と他愛もない会話を楽しむことに 些細な喜びを感じているのだろうと思う。 けれど私はという…

あらすじ 親友の誕生日を目前に控えていた皇　昌教（すめらぎ　まさのり）が、寿司とケーキを持って親友・野々宮　隼人（ののみや　はやと）の元へ行ってみると、なんと隼人が蝋人形と化して…

VTuberを名乗り始めたお稲荷さんの日常！！！！ 油揚げが食べたい……。狐の妖怪の本能である。 クー子は空狐であり例に漏れず、油揚げが食べたかった。なんならきつねうどんも、きつ…

小説ではなく、漫画原作想定のシナリオです。 【あらすじ】 半分幽霊である樒は出生の不気味さから周りから疎まれており、樒本人も自分の事を認められないでいた。 そんな樒の元に東京…

『伊勢物語』をもとに鳥山石燕が描いた妖怪画『鬼一口（おにひとくち）』。 その絶望たるや、と思いつつも、美しいと思ってしまう絵です。

本作は、あやかしの四つ子の小噺集です。 時系列はバラバラです。 更新は少ないです。文字数も少なめです。 是非お読みください。

さあ、どこか他人行儀なこの毎日を そろそろ掃除しようか────── ねこである「おれ」の暇つぶし物語────

不幸体質な高校生、与多 夢希。 そんなある日意味の分からないクリーチャーに襲われ……たが、 同級生で神の力を授かったという紅星 京華に助けられる。 特別な力がある訳でもなんでも…

幼い頃に母を亡くし、ある事情から乳母に育てられた梓子（あずさこ）は、二十歳にして女房として宮仕えを始める。 だが人ならざるモノが視えるために、裏で「あやしの君」などと呼ばれてしま…

冥国は、呪いと香の国。全ての病を治す漢薬書を保持し、隣国は、それを手にする為、虎視眈々と狙っていた。だが、継承する皇子は、妖の血を引く為、皇宮では冷遇されていた。宦官の成徳は、先…

極東の島国は西に御門を頂き管理を行う西国と幕府が管理を行う東国に分かれて統治されていた その時代に生きる国境に近い山寺にて捨て子として育てられた白髪の幼女、継は夜月を見て自らの…

通学のため駅のホームで列車を待つ俺は、投身自殺を目の当たりにする。混乱する俺の足元に転がる赤いボール。それを拾い上げた俺に、身の毛もよだつ悪夢が襲いかかる。「駅に潜むもの」の続編…

墓地管理会社の見習いとして銀太はお墓の管理をしている。 祖母の死を境に、何やら奇妙なものが見え始め…。 「見える銀太」を頼って、物の怪、あやかしの類がやってくる。 妹の音羽の…

お江戸のでこぼこ御庭番コンビが、蘭学と貨幣と遊郭をめぐる大冒険。田沼時代の1772年。明和の大火によって江戸の鬼門封じは破壊され、炎の化身お七の封印が解かれてしまった。イケメン石…