「西方」を含む小説

ずいぶんと前に書いた（作った）ものです。 その頃はいろいろ作詞していました。 懐かしさとどなたかに読んでいただけるのであればと思い 載せています。

日陰の銘を持つ騎士ブロンソンは、日向の銘を持つ騎士アレクと共に、騎士王の娘であるリーゼ・フローレンスの旅の従者となる王命が下る。 その旅の目的は、リーゼ・フローレンスの結婚相手…

　主人公が『闘戦経』の兵法を使って、いろいろな困難をのりこえていく物語です。 　＊　登場人物　＊ 　主人公サクヤは、ひょろいし、背も高いほうではない。まるで女の子のような顔つ…

この身は人にあらず。立ち所に癒える傷、百を越えても姿は十七、八のまま。 遠方と心を読む異能の女は、西方の神に告げられた。 「あなたを、このアンバーシュの妃に貰い受けます」 この世…

遥か東方に広がる果てのない大草原“ザル”。 かつて龍が大地に還ったという伝説が有るその土地は、この世界でも有数の豊かな土地として名前が知られていた。 しかしその豊かさ故に強大な魔…

【既に完結済ですが、コンテストに備え第一章まで改稿済】 　まずは〈海風と虹の共和国〉にまつわる近年の主な出来事を簡潔に記しておこう。 ・八年前――王政を敷いていた〈海風の王国〉…

1.趙始初陣､2.南越建国､3.海のシルクロード 始皇帝は趙佗を眼前において、つけくわえた。 「嶺南平定のあかつきには、朕がため南海のはるか先まで遠洋航路を拓くのだ。ゆめ、琅邪…

目　次 序　　 一、趙佗の死　　 二、陵墓秘匿　　 三、趙始と絹海道 四、呉楚七国の乱　　 五、二代目趙胡　　 六、歌舞曲『四海兄弟』　 七、三代目趙嬰斎　 八、樛姫の誤算　　…