「機嫌」を含む小説

　小学５年の杏子（あんず）はお菓子作りが大好き。今日もクラスの友達に手作りスイーツをご機嫌で配っていたんだけど。 「は？　今それがフィナンシェとか言った？」 　突然見知らぬ男…

猫のような身軽さと高い身体能力を持ち、優れた洞察力をもってして潜入・盗み・罠の看破を得意とする兄ルイス・ナバーロ。 魔法道具の創作が得意で、数々の優れた魔法道具と、ライフルに似た…

中学入学前に、大人にないしょで冒険してみたい。 そんな会話から、好奇心で［キューピッド様］をしてしまう、ハル、千紗、ゆかり、絵美。 主人公のハルは、慎重なところがある。みんなの…

俺が宅配サービスでラーメンを届けたのは、美しいブロンドの髪に透き通るような肌、きれいな青色の瞳をもつ、中性貴族の衣装を着たメカお嬢様だった――。バルカン砲で撃たれたり、ロケットパ…

♢♢♢ 山間の小さな郷 『瓊岐 (にぎ) 』の地を治める水杜一族はその昔、高天原(天界)から地上に降りた水女神が祖であり、一族には水を操る異能力があった。 郷長の娘、瑚春(こ…

相葉広夢（あいばひろむ）は、悪夢に魘される日々を送っているせいか、いつもイライラしている。そんな彼の前に現れたのは、自分のことを「ご主人様。」と呼ぶ無表情な少女。黒崎智子（くろさ…

「ひさしぶり、元気にしてた？　昔、助けてもらったクラゲですよ」 「あのな、海月。つまんねー冗談は、いい加減にやめろ」 　小学一年生の時から定番になっている挨拶に、航太はいつも不…

ふと気まぐれに拝んだ大学構内の小さなお社。そこにいたのは、美人で、ドSで、注文の多いお狐さまだった。 うっかり願いをかなえてもらった僕に、お狐さまからのリクエストが容赦なく降り注…

京都五条の自宅で寝てるところを、召喚によって異世界転移してしまった僕（かーくん） 頼もしい仲間たちと魔王を倒し、この世界に平和をとりもどすために日夜戦っている。 四天王の一ゴド…

　早朝から女子寮の中で扉を叩く音で起こされると、隣室のメリダさんの婚約者が「婚約を解消しろ」と扉越しに叫んでいる。 「メリダさんなら、先週引っ越しましたよ。それに、婚約なら、…

20歳の誕生日。予定を失った私は、自分の機嫌を自分で取るべく路地裏の喫茶店へ向かう。

南出茂（なんでも）中学校へ通う中学２年生の笑美（えみ）ちゃんは、かわいくて正確も良い人気の女の子。 だた、一つだけ彼女にある欠点といえば、いつもどこか遠くを睨みつける顔をしながら…

10億円を当て、家族みんなで山分けしようと意気込むヒキニート主人公。 「お前は今日も一日中ゲームしてたのか？」 しかし、不機嫌そうな父が部屋に入ってくる。

　朝から夢の中で失恋した時のことを思い出した『私』こと草刈愛美(くさかりまなみ)は憂鬱な気持ちを抱えながら高校へと向かっていた。騒がしい教室の中で知らず知らずのうちに負のオーラが…

　世界の東方海上に、日出というその島国はあった。日出には、天狗から異能を授けられた放浪の武芸者――人狗たちがおり、古来のしきたりによって神霊と人間の仲介者を務めていた。 　鳳至山…

一人の金持ちの老婆。彼女はいつも不機嫌だった。孤独、幻影、過去が彼女を苦しめる。 そんな彼女の命令という名の願いを叶えていたのは、ロボットだった。 「第1回プロット交換会」参…

　懸賞金のために魔王を倒した『サンランページ』のリーダー『ゼノ』は、陸にろくな懸賞首がいなくなったので活動拠点を海に移そうとしていた。 　その矢先、副リーダーのグレインから突然…

　食堂で弁当を食べながら、同僚が愚痴をこぼす。家庭で使っている電化製品の調子が一斉に悪くなり、そのせいで嫁の機嫌も悪くなっているという。 「最近じゃ話しかけてもろくに返事してくれ…

いきなりの雨に、コンビニへと駆け込んで。 濡れた不機嫌と不運とが、思わぬ方へとはじけ飛ぶ。 柴田恭太朗様主催の『カクヨムに三題噺を復活させよう！プロジェクト　#17』参加作品。…

父子家庭の沖田貴史は、母親は知らないまでも、父親とたくさんのペット、仲の良い友達と一緒で毎日ご機嫌。例え事件に巻き込まれても怖くない。児童書です。