「日常 社会人」を含む小説

1話完結です。それぞれの話は独立してます。たぶん。

百合風味な日常風景の一遍

潮見菜々子の毎日の日常を一部切り抜いた作品。

山城葵・塚本楓シリーズからのスピンオフ作品です。

都内のとある高級クラブでキャバ嬢として働いている『私』が、余りの忙しさに具合が悪くなっているのを彼女である女性の黒服が助けるお話です。 ※嘔吐表現アリ

とある普遍的な日常生活を2人の目線から綴った作品。

ブラック企業に勤める久瀬響（25）は ようやく３０連勤を終えた。 帰り道、フラフラな状態で体力に限界が来てしまい、 階段から足を踏み外してしまう。 「なるほど、死ぬ時ってこんな…

デザイナーをしている雨霧　翔平（あめきり　しょうへい）はいつも通り恋人出雲　馨（いずも　かおる）が待つ部屋へと帰ってきた。しかし、いつものお迎えがなく、玄関には見慣れない革靴。嫌…

「なんで元彼の回想にひたらにゃならんのよ。お呼びじゃないっての」 結婚を控えている汐見悠は、三十年間過ごした実家から引っ越すため荷造りに追われていた。しかし「不要なものを処分す…

黒兎山小学校社会科は、これ自体が社会科の教科書。各単元には考察問題がついていて、受験の際の トレーニングになる。発展課題もあり、読者同士がディベートやディスカッションを交わしてよ…

京極桜は、病院のベッドで目を覚ました瞬間に全てを悟った。 最愛の両親を一度に失った事、帰る家を失くしてしまった事。 そんな彼女を引き取り、同居を始めてくれたのは唯一の肉親と呼べる…

主人公の彩斗(あやと)は、同性愛者である。そんな彩斗だが、10年前の夏の出来事が毎年夏になると、頭に過るのであった。 それは恋人であり親友だった未来(みらい)が姿を消した後、…

日常でクスッと笑えるお話はいつでもどこかに転がってるはず。 戦争、病気、犯罪、人間関係、仕事… ストレスや不安が多いこの世の中で戦うすべての人に少しでもくすりと笑える時間を処方致…

プシューー ドアが開くと男は電車に乗り込み、すぐに空席を探した。 　良かった。この時間は混むと思っていたが、優先席が空いていた。なに、優先席は誰か優先するべき人が来たら席を譲って…

北国の街、S市。 市の若き医師である神州由佳は、ある日「S市まちづくりのための、医師によるフィールドワーク」なるプロジェクトの企画運営を指示された。 「市民よ、大志を抱け。街空高…

俺たちはこれから就活して社会人になる。まもなく全てが変わってしまう日常も、関係も……。

　小料理屋を営んでいた両親の背中を見ながら育った主人公。 　小さなときは両親と共に一緒にご飯を食べるという事は少なく、想い出の味としての『家庭の味』というものの存在を考える事もな…

帰省の時期ですね。田舎がある人に憧れつつ、だけど直ぐに顔を出せる距離もまた、意外と悪くない気がします。

3分で読める短編小説。電車から始まり電車で終わる物語。夏の終わりに読みたくなるような物語をイメージしました。 少しでも「悪くないね」と思ったら良いねを押して頂けると嬉しいです。…

数年前、身の回りでIT系開発者と看護師が立て続けに結婚したことがあったので「この組み合わせ相性いいのか。もっと開発者と看護師のカップルが増えるといいなあ」と思いつつ書きました。他…