「短編 夜」を含む小説

デパート入口でお客様をご案内するのがトーコのお仕事。いつもデパートの前を通り過ぎる男の子がチラリとトーコを見つめてくれる。段々と彼のことが気になりだしたトーコはそれが恋であること…

毎年盛大な花火大会が催される華の島。剣道部の部員達は全員で花火鑑賞に行くことになったが竜樹一人だけが断った。心配になった幼馴染の沙羅は、浴衣姿を見てほしいと花火大会に誘う。しかし…

ホステスとしての誇りを胸に夜の街で働く由梨江。そんな由梨江の店にオネエのホステスが入店してきて……！？ 由梨江の築きあげた世界が瓦解していくとき、はたして彼女は何を思うのか？

窓からは青い空に浮かぶロケット雲が望めた。いつかこの冷たい空間から抜け出して、あのロケットに乗って広大な宇宙へ旅立つことを願う優里奈。 彼女はいつも夢を見ていた。硬い氷層に閉ざさ…

前世の記憶らしきものを繰り返し夢に見る花夜子。それは、推しである歌舞伎役者との無理心中を思わせるものだった。 ある日、花夜子は夢の役者にそっくりな高校生を見かける。 役者の生まれ…

お姉さんが家出した女子高生を拾って泊めてあげる話です。終始暗いです。 自殺など繊細な話題を匂わせる描写がありますので苦手な方はご注意ください。 この物語は、法律・法令に反する行為…

「今日は会議があるから帰ってくるのが遅いの」 マリとハヤトが心待ちにしていたその夜は、 まるでシンデレラの魔法を解くかのような呼び鈴ですべて崩れはじめた。

夜香蘭を咲かせたい私の奮闘記。 緑と花に溢れた職場で頑張っています。 　　　　　 クロノヒョウさん主催の第37回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画に参加させていただきました。…

　満月の夜。 　空から落ちてくる少女が一人……二人……え、三人目！？ 　世界中で起こる『ボーイミーツガール』……、 　だけど落ちてくる少女は、減速していない。

就職活動がうまくいかず、お祈りメールが届く毎日を送る『私』。 その日も面接で大した手ごたえもなく、落ちたんだな、と思いふらふらと歩いていた。 そうしているうちに、夜の海にたどり着…

ある冬の夜、振り返るとパンダのぬいぐるみがいた。 そのぬいぐるみは毎晩現われ俺を追いかけているようだった。 なんだかイライラして待ち伏せして捕まえてしまう。 「やった！　これでお…

真紀は大晦日の夜、小学校からの同級生の加奈子の提案で同じく同級生の由美と3人で初詣に行くことになった。 こんばんは、モンタローです。 私もなんやかんや御籤は引いてしまいますし、…

『それは天がさだめし者』の短編で、第五章のあたりのこぼれ話です。 千景と遥仁が御所に訪れ、耀仁と撫子と再会した夜。 遥仁は耀仁に、千景の幼い頃の話をねだる。 耀仁が話し始めたそ…

Twitter上でみつい(@Ehu08lixjYEIXde)さん主催の自主企画『#一反木綿短編企画』参加作です。（カクコン参加許可済み） 【あらすじ】 　とある時代のとある日没…

その夜、僕は２回彼女を抱いて、彼女も２回僕を抱いた。 そのあとでなぜか彼女は恐ろしい植物の話を始めた……。

ーー親友と独身最後の夜を楽しんでいた、はずだった。

あの夏の夜、彼と交した最後の言葉を私は今も忘れていない

主人公の男子高校生・祭（さい）はバレンタインデーに幼馴染の奈津美から チョコレートを貰い告白をされる。 長く想いあった二人が結ばれた幸せな時間。 しかしそれは最悪のループ地獄のス…