「席」を含む小説

隣の席の大地君のことが好きな綾は中学校三年生。 小説を書いているとカミングアウトしてくれた大地君との二人だけの秘密に毎日心躍らせている。 「もしかして両思い？！」 と思った…

「ね、名前なんていうの？」 「え、あゆ」 「おいしくていいね。あたしも、モモコだから桃。おいしいなかま」

1000字以内短編。「地球人の様子を一人ひとり監視して、生かすか殺すか決めているんだ。ほら。隣にいるぞ。さあコウタ、どうする」 Twitter掲載済作品です。

【GA文庫より書籍化決定・5月16日発売！！】 「秘密にしてくれるならいい思い、させてあげるよ？」 隣の席の優等生・間宮ユウが“裏アカ女子”だと偶然知ってしまった藍坂アキトは…

高校生になってから出会った立木優紀奈（たちき　ゆきな）と橘　祥子（たちばな　しょうこ）祥子は大人しめで綺麗な黒髪で長髪。対して、優紀奈は高校デビューを果たした茶髪のツインテール。…

中学生の私は隣の席の女の子がある文字をみせてきた……

《縦読み推奨》 【カクヨムコン8短編賞応募作品】 中学二年生の春。 私は席が隣の彼と、秘密の会話をするようになる。 それは、小説の文章をなぞること。 限られた言葉の中で私は初…

――ほんと、神様って残酷。遙稀のことならほんとよく知ってるってのにさ。 　図書室の同じ席をいつも陣取る私。理由は、その場所が観葉植物の影になるから。同時に、こっそりと大好きな彼…

同じクラスのとある女子が、『俺』を好きだと噂になっている。しかし、当の彼女はそんな素振りは一切見せない。そんな中、席替えで彼女と隣同士になり話している内に徐々に惹かれていく。しか…

現在午後９時。俺の名前は佐藤リュータ。明日高校の入学式を迎えるごく普通の男子だ。高校生活で実現したいことはずばり、恋愛。彼女が欲しいってこと。ベッドの上で悶々としている。はぁ、最…

中学二年生の片桐トウヤは一目惚れをしている。校舎の窓から見えた綺麗な女性に、誰にも言えない片想い中。 中学一年の時から同じクラスで、席も隣が多い上川マツリは何かとトウヤに声をかけ…

とある高校。ちょっと友達は少ないが、家庭的で妹想いな少年――瀬川智明《せがわ ともあき》は授業中、不意にあくびをしてしまった。 そのあくびにつられてか、隣の席に座る学園の”優等生…

日々の業務をそつなくこなす社会人の僕、安田 光良（やすだてるよし）の会社に社員のみんなから頼りにされる強気な先輩、悠木海鈴（ゆうきみすず）がいる。彼女の仕事ぶりに周りは一目を置い…

俺には一年の時から半年間片思いしている人がいる。でも、彼女は学校一の美少女の親友で、俺なんかが彼女に認知されることなんてないと思っていた。 しかし高校二年になり、片思い相手の七瀬…

　イマをトキメクギャルギャルしい女子校生、『島風渚』は、一度切りの高校生活をエンジョイしていた。髪や服装はより派手に、友達との約束は何よりも優先させる。そんな若々しく、パリピめい…

双子姉妹の奈々と寧々は、向かいに住むコータのことが好き。 コータのとなりはいつだって寧々の指定席。 寧々のような可愛い女の子に、わたしはなれない。 そう思って、コータへの想い…

　一時間目の英語の授業で当てられないためには、朝ホームの席替えで後ろの席を引く必要がある。宿題を忘れてきた竹彦は天に祈りを託す。 　六年一組で行われた朝ホームの席替えで、二回連続…

中二の二学期にきららのクラスに転校してきた高見くんは、おとなしくて愛想もなくて、きららの友人達いわく、他クラスに入ってきたイケメン転校生と比べて《期待はずれ》。 だけど、きららだ…

自主企画『胸キュン短編募集！場面変更なし、カップル二人だけのショートが読みたい！』用に書きました。 高校生BLになりましたが、胸キュンです。さくっと読める3000字、是非どうぞ。

瀬乃一輝は特に取り柄のない普通の少しひねくれた男の子。そんな彼の前の席に座る須賀莉奈はクラスで三番目に人気のある子。そんな彼女がオナラをした。普通なら庇ってあげる場面なのに一輝は…