「純文学 童話」を含む小説

初めてこれを書いたのは小学生の頃で、ずっと大切にしてあるお話です。自分で書いていてとても救われたお話です。

狐の子であるしかくのブドウ15歳は、行政区長（旧領主）の三男として生まれ、退屈な学校生活を送っていた。放課後はたまり場でゲームをするだけの退廃的な生活だったが、ある日ブドウのスコ…

推奨年齢：１５歳以上

何もない真っ白な世界に住む少年ナーダは、自分と同じ世界に住む唯一の存在「母」に世界の成り立ちを問う。自分達以外が存在しない理由を知った時ナーダは――。 童話仕立てで現代人に贈る…

「あ」から「ん」までの50音分の小説を、書いたり過去の物をリメイクしたりして集めている途中です！ これから少しずつ増やしていく予定です。 全て短編で、一作品平均1500字程度です…

汗ばんでいた眩しい頃、大嵐も暴れて去って、風あざみの出番がやって来た。 時を知らせて、季節は流れて…… またこの時期にやって来る。

人魚になった少女と、遠くの森の伝承の話です。

幸せの赤い手袋で、その国は大騒がし。 現代に至る人間社会の不条理を寓喩的童話として描いた意欲作。

　このお話はソルという少年が主人公です。彼はクラランの街にあるエリゼという教育施設で、他の子らと一緒に暮らしていました。(実際のクラランでは、教育ではなく共有といいます) 　エリ…

チャラ男の又八（自分ならどんな女も口説き落とせると思っている）が絶世の美女が住んでいると言われる洞窟に向かう。しかしそこにはこの世のものとは思えないほど醜い老婆がいた。何かを伝え…

その日はどうしても学校に行くことができなかった。 そんな少女が行き着いた浜辺で出会ったのは、１羽のカモメだった。 陽が沈む間だけ顔を見せる「世界の秘密」に触れた少女の、小…

老人ジョゼは、一夜を過ごす為に忍び込んだ教会で、ひょんなことから火の妖精の命を助ける。 恩を盾に妖精を我がものにしようとする老人と、美しい火の精の攻防を描いた短編。

イェー、ホワッツアップ。ラッパーのMC Sanzokだ。これは世界中のワルガキの為に俺様が集めた選りすぐりのギャングスタ･シット(訳:おもしろいのにためになるおはなし)だ。ストリ…

いつでもどこでも2番目の男、銀次。 世間で広く知られるあの話にもこの話にも登場しつつ、物語の鍵を絶対に握らない男。 そんな銀次のシルバーすぎる半生。

中世ヨーロッパの小さな貧しい王国を舞台に、現われた謎のカエルと、あまり可愛くない姫君のひと騒動。 グリム童話「鉄のハインリヒ」の翻案。

深い森に住むオオカミは、親を殺した人間を、心底憎んでいました。 そんなオオカミが愛したのは、傷だらけの少女でした。 なろう版https://ncode.syosetu.com…

これまでなににも現実感を持てなかった彰人は母の命日の叔父を名乗る老人と出会う。誘われるまま中国の山奥へ来て生活を始め、山に馴染んだころに１匹の虎を見かけ――

　１６才の頃に書いた散文詩のような童話です。あるいは童話のような散文詩と言ってもいいかもしれません。青春の不安定な心境のなかで無意識に書かれたものなので、これに解説を加えるのは困…

杉ちゃん、スピンオフ第三弾。ある人に贈呈するために制作いたしました。一応現代ドラマと区分しましたが、童話的な傾向があるので、はっきりとジャンルを区分するのが少し難しいです。 小人…