「昔 短編」を含む小説

板野かもさん主催の改元記念アンソロジー参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054889260890 内容はひたすらギ…

　遠い昔の 苦い出来事を 思い出させてくれたのは、一人の少年だった。 　その少年は、自分のことを『ボク』と呼んでいた子どもの頃の『オレ』だ。 若くして亡くなった…

ちょっとずれた少年と、異世界の王子さまのボーイ・ミーツ・ボーイな話。 ※同性の恋愛描写は欠片もありません。 ずいぶん昔に個人サイトにアップしていたものを再編集しました。

昔から変わっていると言われ、周りとの違いに戸惑い、生きにくかった。 暖かい家庭に生まれ、理解のできない外の世界の暗さに戸惑い、恐怖を感じて生きてきました。 ただ、楽しい時に心から…

昔、谷山浩子さんのFM番組「ミスティナイト」で採用されたものを改稿しました。

昔書いた短編です

行った事のない駅で降りて、行き先を決めずに歩く。 散歩ほど気軽じゃなくて、だけど旅と言うには大袈裟で。 そんな自由気ままなものに、昔からずっと憧れていた。

　１０年間社会人として仕事をしてきた桐谷レイト３２歳はゴールデンウィーク前日、いつものように夜遅くまで残業していると、突然上司から給料明細を渡され、解雇されてしまう。 　会社を解…

ペンが走り出す。数百年以上昔からかけられていた継承者を示す魔法。俺はそれを見て《そのとき》が近いことを察した。 雑記帳のページをめくり、そこに書かれた自分の名前を指先でなぞる。つ…

西川美咲は友人同士の結婚式に訪れる。昔の恋人と自分の親友の結婚式に。 短編「一番、大好きな人。」のアフターストーリー。 （本作単体でも読んでいただけるように書いております） ☆…

親が子を思う情、子が親を思う情。 それは千年の昔でも、ロイヤルファミリーの方々でも変わらないものでしょう。 夢に現れたのはふた月ほど前に亡くなったはずの、帝であった弟。 弟は顔を…

里井幸哉は大学生時代の仲良しグループで、オフシーズンのリゾートホテルにやってきていた。 昔話に花を咲かせた一夜を終えて、プールサイドで一人座る幸哉。心の中に青春の思い出が去来する…

　昔懐かし手作りカードゲームの思い出話。小学校の短い休憩時間にクラスで流行ったカードを見つけた。ついでにかっこいい絵のチートカードも。 　似たような経験、ありませんか？？

とある田舎町に住む少年ウィリアムは、昔から不思議なものの声が聞こえ、その姿が見えた。 ある日、彼の町に唯一の名所といえる美術館が建てられる。 美術館を訪れた彼は数多くの魅力的な芸…

『年齢＝彼女いない歴』という時代も今は昔。MMORPGを通じて人生初の彼女ができた『俺』だったが、初めての交際に戸惑う。大好きだったゲームすら楽しめなくなった時に彼が取る行動とは…

昔々、ある所に内向的な少女がいた。 少女はその性格をクラスメイトにからかわれ、いつしか人間嫌いになった。 これは、そんな少女がフクロウ男と出会うことで変わっていく物語だ。

私は自分への自己肯定感が昔から低かったので、物にも自然にもこういう感情を抱いて来ました。だから今でも月には憧れと嫉妬を抱きます。皆さんの近くにはこういう存在は有りますか？

私は私。毎日違う服を着ても、誰がなんと言おうと、それは変わらない。 私がそう思う限り。 きっとその証明は不可能で、意味も価値もないものだけれど…私は信じたい。 カラフルな世界で、…

　大正十五年の初め、少女は不思議な神社に迷い込んだ。

今は昔、この世界には多くの人外種族が暮らしていた。 しかし、それらを恐れ、危険視した人間たちによって、多くの種族が“退治”された。 わずかに生き残った人外種族は、ある者は人目につ…