「短編 不思議」を含む小説

鍵のかかった本を手に入れた男は毎夜不思議な夢を見る 男に明かされる本の中身とは

　片眼鏡を掛けた不思議な御人、「ニシキさん」。気ままに人の世を楽しみ、気ままに誰かと交流する隠栖者の、一夏の交遊録。 　現の世界と異なる世界とを逍遥し、時に同伴させてくれる同行…

　いきなりマフラーを引っ張られるーー。 　スケッチブックを持った僕の目の前に、一人の少女が笑顔で立っていた。

恐怖中学校で死んだ闇夜ヨルは成仏できずに学校にとどまっていた。 恐怖中学校には不思議と恐怖が集まってくる。 これは浮遊霊になった闇夜ヨルが見た 実際に起きた恐怖事件を…

私の目の前にある、芥子色の煉瓦道。 そしてそこに立つスーツを着て、赤いブーツを履いた猫耳が生えた男の子。 彼は自分が猫だと名乗った。 猫は、煉瓦道を進めと言ってきて… 不思議の…

綺想編纂館（朧）様（ @Fictionarys ）がTwitterにて主催されている企画、『文披31題』への参加作品です。 昨年に続き、今年も参加させていただきました。無事に完走…

#文披31題 に参加の140文字の読み切り掌編小説を、のんびり収録します。 7/1-31までの31話になります。（かくよむへの収録は時差があります） 綺想編纂館　朧様@Ficti…

少女が迷い込んだ屋敷は、一体誰の腹の中だったのか。 ※同名の怪異とは設定が大きく違います ※敢えてひらがな表記をしている箇所があります ※そこまでホラー描写はありません 隙…

両親を事故で亡くした高校生・誠通は、遠縁の住まう旧家へ身を寄せることになる。 その家にある、いくつもの古い「しきたり」。 謎の少女の「忠告」。 そして出会った美しくも不思議な「青…

世界の片隅、誰も知らない天空に浮かぶ謎めいた古代遺跡が存在した。その地には古代文明の痕跡が随所に残り、人々の知らない技術と知識が秘められていた。その遺跡には、あるひとりの少年が住…

少しずつ荒廃していく小さな町。お年寄りのほとんどと、大人の男たちは、いつの間にか消えてしまった。残されたのは、女と子供と動物だけ。 アメリアと僕は、最後の列車に乗るために、駅へと…

非常に短いミステリーです。 椅子から動けない主人公は何も無い部屋の窓を眺める。窓の外には訪問者の影だけが映る。椅子から動けない理由と訪問者の正体は……

A村の子どもたちの体には、意思を持つかさぶたがついている。 一定の年齢まで来ると、彼らはかさぶたを剥がす旅に出る。 あてもなくただ皆で、ひたすら歩いていく。途中でかさぶたが剥がれ…

TKGをこよなく愛する「私」の職業は……？

　人生に価値を見失っていた主人公の漣蓮斗の前に現れたのは転校生である七瀬綾華だった。 　花を吐く不思議な彼女は何かと蓮斗を振り回す。そんな彼女に苦言を呈しながらも蓮斗は彼女に付き…

二次を入れれば、オンライン小説活動１３年。 初心に帰ろうと、再び読み企画をしました。 20万文字以下の完結作、30作の感想を書いていくつもりです。 企画の内容は下記。 http…

高校1年生であるタカシは、彼女との初デートで浮かれていた。 自分は今、幸せの絶頂なんだ！そう感じてしまうほど楽しい時間を過ごしていたのだが、何か彼女の様子がおかしい...。 彼女…

落語の悪魔、スナックの小悪魔、メルカリで買える悪魔など不思議な悪魔のオムニバス

仕事と世間のしがらみに疲れ果てた、ある日のこと。いつもと変わらない行動をとっている自分。しかし、心の奥底は他人に見えないもの。自分さえも気づかぬふりをして一日を終えようとする。救…

「あなたは孤独ですか？」 ある日、私は奇妙な男と出会った。 「どうでしょう、私と＜御友達＞になりません？」 その日を境に、私の中で少しずつ何かが変わっていく。