「短編 中学生」を含む小説

学生時代、野暮ったい私を神のごとく支配していたあの子が、人魚になったと聞きました。 なので、気になった私は、水族館に行くことにしました。 夜デート。 あか抜けた社会人となってい…

なにもないがゆえに自らに自信がない女子中学生の目の前に、トイレットペーパーの擬人化である美少女が現れて消えるまでのお話です。

二つの民族が対立する島で、敵同士手を取りあって逃げ出した少年と少女。たどり着いた大陸で出会ったのは――。 海を越え、時を超えて紡がれる物語群を通して、少年少女の成長と民族の行く末…

中学生の頃、母から教えてもらった言葉を今でも覚えている。 美しく生きる母の姿を娘である私が描いたものです。

絶縁状態だった姉の訃報を受け、小説家をしている妹・東千尋(あずまちひろ)はその葬儀に訪れた。 ひどくイヤミな親戚達のせいで針のむしろの様なそこで、千尋は姉の娘だという、過去に散々…

あたしたちは手紙魔だ。引っ越してから数か月がたった今も、あたしとユキはお互いのことをなんだって知っている――はずだった。

お察し。黒歴史供養委員会。 恥もへったくれもない。ただ私の全てを曝け出すのみ。 当時の全力をとくと味わうがよい……！！ ……皆さんの自信に繋がれば幸いです。 ☆作品集みたいな…

デザートと現金に弱い中学生である私、鹿児島七海はクラスメイトの愛媛さんから頼み事をされてしまった。断ろうと思っていたが、甘い誘惑には抗えなかった。 ええいこうなったら、やけくそだ…

どうしよう、と思っていると、お母さんが「早苗」と呼んだ。私は顔を上げた。 「早苗、よく聞いてね」 両親の離婚を聞いた女の子と同級生の男の子の話。 よくあるような家庭問題を暖かなラ…

３月９日。義務教育の９年間が終わる日。 それぞれの道を進む、少年少女達の別れの話。

　中学生の有栖川花凛(ありすがわかりん)には双子の妹、真凛(まりん)がいる。 　花凛は双子であろうと姉であるためいつも真凛に自分の居場所を奪われてきた。 　お陰で花凛は根暗な子…

当たり障りのない日常に窮屈さを感じている、中学生の未来。 ある時、大好きな携帯小説の作者が、みんなの憧れの生徒会長だと知って――

暗闇の中、ぽつんと光るコンビニ「セブンファイブ」の前に一人佇む少年。 吐く息さえも凍ってしまいそうな、この夜の闇の中、 彼は一体誰を待っているのだろうか。 ※この話はマルチエピ…

中学二年の年度末、幼馴染が親友に告白した。二人は付き合い始め、仲を深めてゆく。 けれど、僕は知っていた。桜より早く咲き、春を告げる清純な花の実には、毒があることを。 （一万字強、…

絵を書くことが好きな中学生の楓。毎年夏になると祖父の実家へ祖母の御墓参りに行っていた。実家の裏山に登り「秘密基地」で星を見るのが好きだった。中学2年の夏、いつものあの場所に行くと…

異性に触れると吐いてしまう女の子と、そんな彼女のことがどういうわけか気になってしまう女の子の話。

お兄ちゃんの彼女に恋した女子中学生の話。 ※カクヨムにて開催された#匿名短編バトル恋愛編（https://kakuyomu.jp/works/11773540548851403…

麻耶のワガママな束縛。 沙希の他の何より優先される欲求。 中学生二人の困った愛。

男子中学生が正義のためにがんばります。

中学生の「ぼく」は、クラスメイトの少女アリスにつきまとっている。 彼女は飛び抜けて美しい。そして悪いうわさを流されている。 「ぼく」が知っている彼女はそこまで酷いものではない。意…