「サスペンス 短編」を含む小説

KAC2024　第8回目「めがね」の為に書きました。KAC2024の1～7までのまとめ的作品ですので、先にそれらを読んでくれるとより楽しめます。

綾羅木春人は閉じ込められた。 「君は、１年後凶悪なウィルスをまき散らす。」 そう科学者に言われて。彼は普通の高校生だが、隔離される。なぜ特殊なウィルスを彼が持っているののがわかっ…

――これは、とある小説家の告白である。

KAC20246応募作 いきなり鶏の唐揚げをオーダーする「その人」が語った深い理由とは？ お題は「トリあえず」になります。

KAC2024　第6回目「トリあえず」の為の作品。逃げたペットの九官鳥を探したが見つからず、帰ってきた彼にとりあえず晩ごはんのカレーを……

夫の転勤を機に、高層マンションへと引っ越した人気ブロガーの加奈子。 このマンションの四十五階以上には、小さな世界が広がっていた。 【大切なモノほど〝コロモガエ〟】 大切なモノほ…

とある場所で恋人を亡くした僕。 その僕の前に現れたのはさえない風体の保険調査員で——。 KAC2024参加作品。 お題は『はなさないで』

施錠したはずの玄関を開け、男が押し入る。 追い詰められて、助けが来なくて、私は―― という夢だったのさ！ ＊＊＊ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するもので…

KAC2024　4回目「ささくれ」の為に書きました。浮気された女のちょっとした話。

神が起こした大洪水のさなか、人間と動物たちを乗せた箱船の中でも重大な事件が起こっていた。いったい、犯人はだれ？　 KAC2024第３回お題「箱」参加作品です。

４月から急病で中学校を長期間休んでいた加守千恵里は、三学期の始まりに学校に復帰した。 ４月に友達だった三和神奈子は、そんな学校にも慣れてない千恵里ともう一度友達になる。 二人は少…

中山視点の『独白』、小島視点の『茶番』、高野視点の『青春』から、ある事件の顛末を書く、青春サスペンス

KAC2024　3回目「箱」の為に書きました。男と女のちょっと怖い話です。

KAC2024 2回目「住宅の内見」の為に書きました。元カレを寝取った友人へ向ける殺意の先には――、そんな感じの話。

私は不動産屋のお兄さんに言われて、賃貸住宅の内見に向かった。 築年数は古いがリフォームされておすすめらしい。 私は、そこで気付いてしまった。 KAC2024参加作品。 第2回お…

吉村は売れない小説家。ある日家に帰ると、玄関に見知らぬ靴が。 勝手に上がり込んでいる未来人。未来にいる吉村の子どもに頼まれて 爆売れ小説を持ってきた。この小説を模写して、出版すれ…

明治41年。石川啄木23歳。 大きな夢を胸に抱いた啄木は釧路へ渡り、新しく設立された釧路新聞社で看板記者として活躍をしていた。 しかし。 借金取りの訪問や原稿の催促、馴染みの…

現代劇／サスペンスのオリジナル脚本・短編をアップする場所

KAC2024　1回目「書き出しが書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」のために書いたもの