「なんだったのかな？」を含む小説

同窓会――――それは、数十の束をまとめる〈ひも〉のようなものだ。 数時間の "A Story" の結束。 再会の喜びの反面、〈ひも〉で縛られる苦しさもまた、そこにはあると思う…

山中での山怪と一夜を過ごした、不思議な体験……夢か幻か、夢幻の怪異に、わたしは……… そんな作品です。今のところは、妖怪モノはこの一本ですが今後、妖怪モノを書くときがありまし…

次々と現れる自転車とその漕ぎ手たち。 彼らの特異なスタイルが表現しているかもしれない何か。 だからなんだというのか？ ※この作品は拙ブログ【机上の変～不条理短編小説工房～】にも…

13年もの間監禁されてきた姫はいつか素晴らしい騎士様が助けに来てくれると夢を見ていた。 が、実際助けへと来た騎士は髪ボサボサの隈が目元についた冴えない騎士であった。 落胆し今迄耐…

連作短編。特殊なミステリーツアーに参加した、光一郎、綾女、虎次郎、恭子、美佐子、治の六人。それぞれがこれまでの人生を振り返るが、そこにはある秘密があった。さらに運転手とバスガイド…

　これは、ぼくが小学校四年生のときに実際に経験した話です。 　学校からの帰り道、ぼくの友人のケンちゃんが見つけました。電柱のかげから伸びる一本の白い腕を……。それがすべての始まり…

セミもうだる夏の日 隣で座る幼馴染みーー音無やよいは、突然俺に向かってこう言った。 「ねぇ、次のゲーム、敗者が勝者の言うことをなんでも一つ聞かなければならない、という特別ルールを…

　本物川大賞というものをカクヨムで見たことがある人はある程度いるでしょう、で、それの派生形である川系大賞と呼ばれるものもいくらかあったのは知ってると思います、が、そもそもその本物…

ヲタクであることをやめ、青春を謳歌しようとしていた主人公―秋葉誠は、知り合いがいない高校を求めて光明高校に入学した。 これで青春は確定かと思いきや、隣の席になった重度のヲタク―上…

夏休み初日、クランは父シロウの剣舞を見るためにサスケと祭りへ向かう。 向かう途中、サスケは「マサヤの花が見たい」という夢を語る。 突然花の話をするサスケに不思議な思いを抱くクラン…

とある男と女が心中を図った。 彼らが自ら死を選んだ理由とはなんだったのか 彼らは、幸福だったのか

立てば芍薬座れば牡丹、刀を握ればメスゴリラ 王子も裸足で逃げ出す人魚姫――もとい、金魚姫。 脳筋の名を欲しいままにする彼女にある日お見合い話が舞い込んだ！ 冗談じゃないと地上へ家…

未確認生命体アンノウンビースト、通称ＵＢと１人の少年と青き巨人の激闘が終わり５年が経過していた。 多くの人々がその激闘を忘れ普通の生活を送っていた。 主人公大久保隆も出世し、５年…

完結しました！ ゆあん様の企画、「葉桜の君に」第二作目です。 魔法界で起きた奇跡のラブ・ストーリー（になっただろうか） 舞台は魔法界。桜子一人称にチャレンジ。 エッセイで草稿…

どういうわけか一歩ごとに100年進む主人公。 地面に足をつけないように必死に治そうとするが……。 そんな能力、治すなんてもったいない！！ ↓前回の投稿↓ 『ラブ・イズ・ドア…

「――死んで、そこの屑」 　ある日、エルスという少年は、ユイという名の少女の面倒をみるよう師から脅される。 　しかし、相手は初対面から彼に罵詈雑言を吐いてくれた少女。そのことを…

星月 猫様の【第1回】幻と謡われし者たちよ 《もし、現実世界に“使い魔”がいたとしたら》に参加させていただきました。 使い魔がいる世界を描く小説企画です。 企画URL htt…

ゆあんさんの自主企画「葉桜の君に」参加作です。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054895314078 去年は直球勝負したのですが、今年は内…

錬金術が廃れ、代わりに魔法工業という技術が台頭しつつある世界。 　新人魔法騎士・レオルスが初仕事で任された任務は、錬金術で生計を立てている少女の錬金工房に潜入し、店を潰せというも…

日本、否、世界のために召喚されたのは一般人の僕たち3人だった。 まずは『日本人を救うこと』 「何かわからんけど、頑張ってみる！」 果たしてこの思いは届くのだろうか？