「短編 夜」を含む小説

不治の病を抱え未来に希望を持てない拓海、大きな傷を抱え過去に怯える夏輝。七夕の夜、短冊に乗せた二人の想いが交差する。

天の川で星に火をともすうさぎと やさしいお星さまの恋ものがたり

幼馴染で家族ぐるみで仲いいヴァイオリン奏者の彦馬とハープ奏者の香織。 高校３年、最後のコンクールを控えていた時、2人とも両親を失ってしまった。 苦しむ彦馬に香織は、、、 作者が…

七夕の夜の、ある男女の短いお話。 一年前に「文披31題」という企画に参加した際にTwitterに、そして5月の文学フリマ東京36にて販売した「彼女たちの言うことには」に集録…

もう、逃がさない。 ずっとこのまま、僕のそばに。 意を決した僕は、強くキミを抱き寄せた。 1500字程度の、ショートストーリーです。

　いつもの日常。退屈な毎日。そこに貴女は私の前に現れた。そう、あの『究極で完璧な柔らかクリームパン』と共に。 　でも私達は未完成で不完全。 　そんな二人が一緒に居ても凸凹。 …

ある夜、何の前触れもなく「自身を監視する虫」の存在を認識してしまった男。それが現実か妄想かの区別もつかぬまま、目的不明の視線に晒される彼の精神は恐怖と狂気に呑まれ、崩壊の一途を辿…

カクヨム公式自主企画「百合小説」参加作品。

サトウ氏は丘の上の工房の持ち主だ。彼は休日にここにきて作業をしたり、コーヒーや本を読んでゆったりと過ごしたりする。そんなある日の夜、工房に轟音が響いて──？

※長いけど短編です（「連作短編」という形式らしいです） ※TS特有のおっさんと少女のギャップが苦手な方は、その１を飛ばすといいかも知れません…（長いし？（苦笑）） その10の粗…

君がいない世界を僕は一人で生きていく。 流れ星をみながら、僕は君のことを思い出す。

　２１２３年、札幌で暮らす双子の七瀬サキと七瀬シキは二人の愛の証を求めてあがく。 　賞金稼ぎを生業にするサキと箱入り娘の姉シキはディストピアを駆け抜ける。 　長編小説の元にしよ…

　中学二年の秋、麻由子と瀬里奈は憧れの先輩たちが空き教室でキスをしているところを目撃する。瀬里奈はショックを受け、泣き出してしまい、麻由子もその映像が頭から離れず夜も眠れなくなる…

心を配る仕事、心配りをしている僕は氷の人外。 毎日ふわふわに削った氷を心として成型し、街ゆく人に配っている。 けれども氷の心は徐々に売れ残るようになったから―― 誰かを温めたい…

季節外れの海水浴場に宿をとったわたし。沖合に見える小さな島は火山島だという。その夜、島がとつぜん噴火した。

徒然なるままに、というのは乱暴に訳すと「暇に任せて」という意味だそうです。 あっちは名作が生まれましたが、こっちは迷作しか生まれないでしょう。 暇に任せて眠れぬ夜に書き散らかした…

虚​空​に​突​き​出​さ​れ​た​手​が 震​え​て​い​た​。 こ​の​力​を​抜​け​ば​楽​に​な​れ​る​。 も​う​腕​は​限​界​だ​っ​た​。 月​の​明​る…

幼い頃から宇宙恐怖症で夜も歩けない僕に出来た彼女は、根っからの宇宙大好き人間だった。 この作品はPixiv、小説家になろう、ノベルアップ＋、アルファポリスにも掲載しています。

生きているとモヤモヤすることが数え切れないくらい発生する。 人の数だけその人たちの考えがあり、言葉がある。 否定も肯定もしない考え方って何だろう。