「短編 現代ファンタジー」を含む小説

　もとは「落とし物」というお題の短編コンテスト用に書いたものです☆ 　短め4000字ほどのショートショート。 　近似値でジャンルは「現代ファンタジー」にしていますが、というより…

陰謀に立ち向かうひとりの青年とAIのお話。

一年中雪の降るこの町。 幼馴染の明音は数ヵ月前から原因不明の病気で入院していた。 明音がいなくなって、無くしてしまったものの大切さに俺は気付く。

あなた様にとって、笑いのツボが一つでもありますように…… 一話完結または数話完結の短編集。ほぼほぼコメディですか奇妙な現代ファンタジー（？）のつもりです。ちょいちょい間違えながら…

雪が嫌いな男と自称雪女の奇妙な出会い

高校を卒業して社会人となった新田陽志は刺激的ではないものの普通の生活を送っていた。 そんな彼の前にかつてスクールカーストトップであった月影響子があらわれる。 百万人に一人の奇病に…

《魔崩少女》――それは魔物を打ち崩す者。 そんな超常の存在に出会った二人の女子高生は、少女を取り巻く厄介事に巻き込まれていく。

少女は問う。 人によっては当たり障りのない質問を。 けれど、人によっては気分を害する質問で。 少女にとっては、とても重要な質問。 ただ、ーーーー夢や希望に縋りたい一心で。 …

十年前に姿を消した弟子が急に会いたいと言い出してきた。 弟子は元恋人でもあった。 意趣返しのつもりで左の薬指に男除けの指輪をはめたのだが──。 ※友情出演者: 効き目のない惚…

「はいどうもーこちらサポートセンターです！　ご用件を伺いたいので、ひとまずお宅に入らせてもらいますね？」 「対応がダイレクトすぎやしませんかっ！？」 って話です。

【カクヨムコン短編2020応募作品】 「山は怖いんだぜ」 山小屋でアルバイトをしていた大学生の僕は、閉山後の山に分け入る奇妙な老人の、荷運びとして雇われる。 それは、シーズンオフ…

一日を通して空がずっと夕焼けの街に暮らす昆虫学者の「私」は、幻と呼ばれる新種の蝶の目撃情報を耳にする。

自由を売り買いする少女と元ボクサーの借金まみれ男の話です。

2020年12月13日～14日は双子座流星群です。 流星の夜に贈る愛と奇跡の物語。皆で星に祈ろう！ 現在の日本とは少しだけ違っている日本のM市。カフェバーを訪れた紗夜《さや》は、…

天寿をまっとうしてこの世を去った老夫人は、気づくと見知らぬまっすぐな道を進んでいた。 道の上には様々な品物が落ちていて、それらを拾い上げるたびに、夫人は対応した人生の場面に立ち戻…

異世界から帰ってきた主人公・空凪火狩。 しかし帰ってきた現代は自分の知っている風景や人物なのにどこかずれていた。 ※小説家になろう掲載済。

　太古の昔から現代に至るまで姿形を変えずに世に住まう者たちがいる。 それらは人の眼では見ることはできなかったが、いつからかそれらを見ることができる者が稀に生まれるようになり、眼に…

――それは口説き魔妖精と、彼が見えてしまう私の、短くて長い夜明けまでの話。 ある月の綺麗な晩、立石の史跡で“私”はガンコナーと名乗る青年の姿をした妖精と出会う。 以来、気まぐ…

全国の異世界転生者率が年々増加の一途を辿る現代の日本。 その関心は若者やサラリーマンを中心に広がり、今では社会問題として報道機関が取り上げられているのだが、一方で未だに異世界転生…

アクセサリー職人で、頭が蝉の「先生」と、その先生に弟子入りした「私」。 私たちは夏の七日間だけ、一緒に静かな工房でアクセサリーを作る。 夏の暑さと、仕事への誠実さと、お茶を飲む…