「暗いかも？」を含む小説

140文字で綴る、心象風景＆自動記述もどきの物語。 明るいものから暗いものまであります。 1章に5話ずつ入っています。

お題の言葉に添って書く140字小説、ついに第二弾です。もちろん一話完結なので②からでも一切問題なく読めます。 甘いの、暗いの、ジャンルは定まらず様々。お好きな所から気軽に読んで…

　魔術師によって閉ざされた森。暮らすのは当の魔術師とその恋人。それに黒い犬。 　彼が留守にした間に結界の綻びから森に入り込んだ男たちによって起こされた惨劇。帰宅した彼がとった行動…

※最下部にあるのはコンテスト用のキャラ紹介です。 降霊術師の家に生まれたバサルト少年は、魔術師の教育施設リムストーン教会学術院に入学する。 ガイダンスを受けていたある日、バサル…

　毒の霧を吸い込むと死ぬ。文明の失われた未来で生きる人間は、霧の入り込まないシェルターで暮らす。 　ロウは絵描きだ。昔の写真を模写して仲介屋のダグに金にしてもらい、ひとりで生活し…

姉想いの或る弟は、歩けない姉を見舞うため病室への暗い廊下を歩く。今日も、明日も、きっとその先も。 ◆遥か昔に書いて部誌に載せた作品を転載しています。 ◆改稿なしですので表現の未…

春の終わり、草木溢れる森に迷い込んだ『私』…焼け跡の集落を彷徨く謎の少女。存在しない記憶…暗い土着信仰。 斜陽を背に煌々と輝く湿気た花火は何を照らしているのか。

@rpcrtremote様の自主企画「挑戦状!!」にお邪魔してみました。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330647738903453…

純粋な少年が、暗い人間社会の中に自分の居場所を見出して、純粋さを失わずに必死で生きるお話。 少女との出会い。

　サトウ・レンと申します。わたくし、普段twitterで140字の小説を書いていて、まぁ結構な量が溜まってきました。そのほぼすべての作品は、投稿サイトのノベルアップ＋に「手のひら…

どこまでも続く暗闇の道。そこに二筋の光があった。ひとつは『記憶を無くした少女』が握る懐中電灯の光。もうひとつは『白い人型ロボット・オグ姉』が眼に灯す青いLED光。二人は『人』を探…

俺は何度もふりかえる。 ※『いじめ』に関する内容を含む暗い話です。苦手な方は読まないようにお願いいたします。 「第二回エイル&クロノヒョウコラボ企画」の参加作品です。どうぞ宜しく…

　覚えているのは、繋いだ手に伝わる温もり。 　それから、飛び交うたくさんの声と、サイレンの音。 　あの日の出来事は強烈に脳裏に刻み付けられ、ルナはそれをいつだって鮮明に思い出すこ…

――暗い世の中には遊びも必要だ。 長い間続いた戦争がようやく終わりを告げた。人々は喜びあい、頬を吊り上げ笑っているのだがそこには戦争に疲弊し笑っていられない人もいる。そんな人達…

　本作はクロノヒョウ様企画『カップ一杯のコーヒー』に、参加のために書き下ろしてみました。 　戦争を題材とした暗い話なので、お読み頂く際はご注意ください。 【追記】 沢山の方から…

　ある日、定期魔力検査によって異常値を記録してしまった少年・小田島セイは日本から遥か南東の太平洋に存在する魔法使いの島『フロンティア』へと送還されることになる。 　襲い来る異形…

満月の日に出会った君の瞳に恋をした。 両親とけんかして家を飛び出した桜庭冬夜。彼はふとした気まぐれで、とある病院の屋上へと向かう。 その屋上には一人の女の子が月明かりに照らさ…

自身の暗い性格をコンプレックスに思っていた男が死んで異世界転生してしまう。 転生した先では性別が変わってしまい、いわゆるＴＳ転生を果たして生活することとなった。 せっかく異世界フ…

十年前、世界中に多くのダンジョンが現れた。 現在では民間人が自由にダンジョンへ潜れるようになり、特殊な鉱石の採取や動画の配信などで稼ぐ者を探索者と呼んだ。 平凡な高校生活を過…

仄暗い浪人の一年に春が芽吹いた。 絵の道を諦めて卑屈な感情ばかりの『僕』こと市原優斗と「鮮やか」な女性、竹内秋は予備校で出会い、恋に落ちる。 現実と夢、自分の色、そして、愛するこ…