「日常 ショート」を含む小説

どんな困難に出あっても、最終的にこれさえ言っておけばポジティブに回収できる魔法の言葉「感謝しかない」。 そんな「感謝しかない」を無闇に積み重ねていった果てには、いったい何が待ち受…

黒砂糖、お好きですか？　実はけっこう好き嫌いがわかれる食べ物なんじゃないかと思ったり。 ふとした日常のショートショートです。

雪なんて嫌いだ。 そんな青年が目覚めた。 朝5時に。 ヒーローに。 痛快、雪かきバトル…？

これは、私のささやかで、かけがえのない日常の一コマです。

その日常の中には何時も、深い意味がある。 この物語は、タロットカードの正位置との日々を記したものである。 6話投稿の為、前作よりも短めに作成しています。

遠距離恋愛中の社会人カップル、東日本出身、在住の彼女と西日本出身、在住の彼氏。 夜中に通話しながら「緑のたぬき」を食べようとしますが、実は地域によって味が違うことを知って……？ …

『健全なる精神は健全なる身体に宿る』 心身ともに摩耗した文豪・芥川龍之介は魂のバカンス、という名の『お試し転生』を勧められる。その道連れに選んだのは親しく深く付き合ったどの面々で…

日常に疲れてしまったとき、私は赤い救世主に救ってもらうのだ。あったかくて、やさしくて、おいしいそれに。

　今日もまた、いつも通りの労働を終え、平凡な幸せを感じながら、帰路につくサラリーマン、長井。 　愛する妻が待つわが家へまっすぐと、と思ったが、週末の花の金曜日だ、ほんの一杯だけの…

何もかもワンオペでこなさねばならない村、それがワンオペ村。 そんな離島の村に、ある日左遷された男。まもなく男に襲いかかる、ワンオペの嵐。 だがいったい何がワンオペで、何がワンオペ…

対立煽りに躍らされているのではない。 俺は自ら踊っているのだ。 同志たちよ、赤いカップ麺をぶっ倒せ。

母が逝ってから二度目の大晦日、わたしは父を誘って近所のコンビニエンスストアに向かった。 母がいた頃のように、緑のたぬきと赤いきつねを食べて年を越すためだ。 道中、わたしはふと思い…

家を出ることにした。 場所を決め、手続きをして、そして移動日はいつにしようか。いざ決心して両親に告げると、父が「俺が運転する」と言い出した。家に置いていこうと思った実家の面影ごと…

騎士道の体現者、アルフレッド・ロイヤは多くの人間から尊敬を得ていた。しかし本人は案外迷惑なのであった。

犬神様のマイペースな日常。

10月の末日。肌寒い夕方の公園でバーベキューをやろうとしているおかしな二人がいた。ひとりはカボチャ頭のジャック。もうひとりは老人のジャック。奇妙な二人の元に訪れるのは孤独な少年。…

SNSへの耽溺を加速した果てに到来するポストヒューマン像（第一話）、古代シルクロードに結晶化した異形の仏画（第二話）、日常を別領域へ接続するliminal spaceの発生レポー…

ショートショート、短編になります。 どこか達観した感覚の女子高生ゆうかと友達のこっここと中川琴子の話。

とあるコンサート会場の入場列。 その先頭を占めるガチ勢のうしろには、いったいどのような「勢」が続いているのだろうか？ あらゆる勢力どもが跳梁跋扈する、群雄割拠の行列模様。 ※こ…

寝坊。誰もが一度は、いや、三度は経験したことがあるだろう。あの寝坊した時の焦燥感、倦怠感をもう一度第三者目線で味わってみませんか。次世代を担う著者が紡ぐ想像力溢れる新作！！