「も悪くないかも？」を含む小説

　ノルディ海峡に隔てられたヴァドリア王国の南北をつなぐ橋、＜レス・セルティー・ディス・ベーラ＞が何者かによって爆破された！ 　北部から南部にある首都ハルホルトに遊びに来ていたマリ…

KAC20235テーマ『筋肉』参加作品。 女子高生怪談師船形さんの777文字怪談シリーズ。ですが、筋肉と怪談の相性が悪く、これにてご勘弁を。

KAC2023参加作品です。 第4回お題「深夜の散歩で起きた出来事」より 田舎に左遷された主人公。 愛する彼女の為にと別れを選んだはずだった。 後悔はないはずなのに、毎日彼女を…

　良くも悪くも名の知れた舞台監督、蒲笈 円玄。富豪の道楽と揶揄された彼の演劇で必ず主演に選ばれていた女優、浅山 千幸。 浅山の実力であれば蒲笈の舞台でなくとも輝ける、蒲笈の舞台は…

外壁に囲まれた〈向こう側〉といらない人間の住む〈こちら側〉。 こちら側で爺さんと一緒にたくましく生きるシュウ。シュウは顔の痣のせいでこちら側に捨てられた。 最近では〈革命軍〉と向…

　夜中にふと目を覚ましたシミは、目を擦りながら周りを見渡した。運転席の時計は１１時を過ぎている。 「……てんちょ？」 　助手席の窓を開けて身を乗り出し、外を見回してみるけれど…

KAC20234「深夜の散歩で起きた出来事」のお題で書いた短編です。 退職する同期の送別会から帰る途中、追いかけてきた辞めた同期に絡まれる”氷の女”春香。 話を聞いている内に、…

　いつもみんなから「親友」と思われているサキとユノ。 しかし、実はサキとユノは親友ではなかった……!? 　ある日、サキは運悪く「お悩み解決クラブ」という妙なクラブに入ってしま…

50分という長いというか短いというか、そんな時間の中で、俺はある悪魔と独りで闘う。

イタリア語の格好良さから小３男子の合田脳が書きました(笑) 想像すると気持ち悪くなる方もいらっしゃるかと思うので、一応セルフレイティングを……。 内容自体は怖くないと思います。…

美彩が同僚に貰った傘は、何度失くしそうになっても戻ってきていました。段々気味が悪くなってきた彼女は、傘を捨てる決心をします。 捨てた直後に、今度はテディベアを貰いました。このテデ…

第3回空色杯投稿作品です。 文字数制限500文字

自分だけなぜこんな目に。何かあった時に自分を責めてしまいがちだけど、絶対あなたは悪くない。それに気づいて自分を大切にしよう。

そんな表情（かお）をしないでくれ。 お前は何も悪くないのだから……

小学4年生の長谷川仁美ことひっひは、ある事で親友の戸川優花と仲が悪くなってしまう。 一人で帰る帰り道、フェンスを抜けるとそこには不思議な本屋さんがあった。 そこで手にした1冊の本…

本屋でこんな出会いがあったらいいなと思います。 ラノベ好きの高校生が出会った書店員、実は。

家の隣にできた、深夜しかやっていないという変わった本屋さん。 そこに、面白半分で幼馴染と深夜に向かったのだが……

　人は眠りにつくと、良くも悪くも夢を見る。 その夢を喰らう者、『夢喰い』は喰らった夢を本にし、集めて人の意識の狭間で本屋を開いた。 どこかの誰かが見た夢をもとに書かれた本を読め、…

大通沿いにあるこの古書店にはいつもコーヒーの香りが漂っている。 口数は多くないものの、人当たり自体は悪くない店主が煎れるコーヒーを飲みながら、今日も相談に来る人がいる。 そんな風…

テーマ『卒業』作品二作のオムニバス的なやつです。 ※　本作は元々声劇用に書いたシナリオですが、SSの感覚で楽しんでもらえれば幸いです。 以下、各話詳細。 『あなたと二人、卒業式…