「＃鎌倉時代」を含む小説

面白い物語を探し歩く公家の藤原定家と、農民の吉兵衛は、 書物のもつ魔法の力、言魂（ことだま）を使って 書物から産まれた化け物、言霊（ことだま）と戦う！

鎌倉での修学旅行の最中、突然タイムスリップしてしまったユキを保護してくれたのは、かの有名な源頼朝の幼い娘である大姫と、その婿の義高だった。痛みと悲しみを伴う、恋を失った話。

鎌倉時代に編まれた名著「徒然草」。俺にはどうしても、トガりきった男の生の渇望にしか見えない。 魂の震える言葉と、俺の言葉を重ね合わせてみれば。もしかしたら、面白いかも。そう思った…

投稿サイト「パブー」で公開した作品です．こちらに移植しました． 初出： 「リトルプレス小豆A1」2013年8月26日発行 「リトルプレス小豆A2」2013年9月26日発行、201…

　数日顔を見ていない幼馴染の仏師を心配して差し入れを持って家に行く。 　私は遠慮なく戸を開け、ぽかんと口を開けた。狭い家には、鎧を身につけた屈強な男たちが十二人。それと、幼馴染の…

仁治元年十月、夜陰に紛れて閑院内裏の清涼殿に現れた一羽の梟。壇所に詰める護持僧行遍僧正の弟子に捕らえられながらも命だけは助けられた梟は、やがてその恩に報いるどころか、畏れ多くも稚…

郷土史は自慢話と悲話のありきたりなお話で退屈だ。しかもどこかうさんくささが漂っている。 源義家が腰かけた松だとか、平将門の首が飛んできたので神社を創建したとか、姫が飛び込んだ池だ…

鎌倉時代最大の飢饉、そんな時代の人々が、様々な思いを胸に、必死に生きていく……

平凡な女子高生・千鶴子は、鶴岡八幡宮付近の神社で不思議な声に呼ばれ、鎌倉時代にタイムスリップしてしまう。現代に帰りたいと望む千鶴子だったが、そこで護良親王と運命の出会いを果たして…

時は鎌倉。紀伊の国の奥地には物の怪が棲むという噂があった。 探し回っても辿り着くことはできず、もし辿り着いたとしても、一夜のもてなしを受けて寝て起きれば、人はおろか里そのものが消…

蛍。夏の世の夢。儚く悲しく光っては消えていく。最後の一瞬まで微かな光を照らしている。まるで生きたいと叫んでいるように・・・。時代設定は鎌倉時代。戦乱の日本では、毎日多くの命が消え…

鎌倉幕府設立者、源頼朝に「師父」と呼ばれた「千葉常胤」 時は1180年 平清盛により伊豆に流されていた源頼朝。 34歳で挙兵するも、石橋山(神奈川県小田原市)での戦いで平氏に敗…

魔法使いがあなたの隣に住んでいるのが当たり前の世界。 そんな彼らにも、彼らなりの悩みがあります。 魔法高校の２年生、芳賀（はが）公文（くもん）もそのひとり。 部活の成績や両親との…

秀峰高校テニス部の藤木涼介は春合宿中、地元の祠に祀られていた小刀を拾うはめに。合宿所のオヤジから「鞘から抜いたら呪われる小刀だ」と来歴を聞かされる。それは鎌倉時代初期、この辺りを…

くだんとは予言をする聖獣。歴史に残る大凶事の前に生まれる。短命。 鎌倉時代の草創期。くだんは源頼朝の長女、大姫として現世に現れた。 大姫は地獄の鬼を「しもべ」と呼び、配下にしてい…

◎鎌倉幕府を滅亡に追い込む一つのきっかけとなった博多探題襲撃 ◎朝廷 対 幕府 ◎九州における南朝の戦い