「浅葱」を含む小説

11月25日の文学フリマ東京で頒布するサークル誌『浅葱』に寄稿した、『セーラー服とラブレター』のサンプルです。 この他にも、19人のメンバーが執筆した様々なジャンルの小説が収録さ…

　楼雀組（ろうざく）十三代目、浅葱ひの（あさぎ ひの）。マロ眉、低身長、柴犬顔。睨みの利かないその顔で、ヤクザの娘をしていた彼女は、自身のコンプレックスに対して、酷く落ち込んでい…

自作品を集めた琥珀図書館というホームページで、色艶題20色という、日本の古代色を使ったお題もの企画をやっています。 これはその中の「縹(はなだ)」という色をテーマに作ったお話です…

『ウサギ』という能力者が造った、偽物の世界。八人の能力者が、夜零時から朝六時までの間だけ毎夜そこに招かれていた。 　八人の内の一人である主人公、呉羽紫苑は、夜以外の日常をどうでも…

浅葱は死んだものの、自分が何者か分からず、三途の川を渡れずにいた。 三途の川の管理者の下、迷う亡者の道案内をしていた。 そんなある日、浅葱は一人の老婆の亡者と出会い、三途の川まで…

幕末の京都を駆け抜けた新選組。その隊士たちを中心に様々な人間模様を描いていき・・・たいなぁ。

都立浅葱高校探偵倶楽部、部員の数はわずか二名。しかしそこには、日々あらゆる謎が持ち込まれている。 青空の眩しいある日の放課後、初老の紳士が探偵倶楽部を訪れた。最近までワイドショ…

青い湖畔に住まう少女が恋をした浅葱の色をした青年。 恋なのか本能なのか、蘭に似た姿をした少女は花蟷螂である。

時代物…とすら呼んでいいのか迷うところですが、幕末に生きていただろう彼らの話、ということで。 小心者なので固有名詞が挙げられない…。

あることがきっかけで、異世界である浅葱町を行き来するようになったワタシこと田中達子(アラサー公務員)。 隣町ですか？というくらい普通の日本の異世界だけど、公務員であるワタシはしが…

小柄で可愛らしい少女、天宮愛花 事務所の白一点、白石直人 ゴーイングマイウェイな残念美人、西森浅葱 第一部 『神々の宝』 夏真っ盛りのある日、とある島に隠された宝を探…

小学校5年生の春。君は水色の定規を手に、こう言った。「15センチ。それが君と私の距離ね」――不器用な少年と少女はやがて大人になり、二人の距離は離れたり近づいたりして、そして……。

とある世界では、人間とモンスターが共存して生きていました。 そんな世界に住む琴子は、三ヶ月前に愛する方と結婚したのです。 その方とは…… 浅葱色をしたスベスベお肌の、触手さん！ …

とある女子高生、十和田愛実は悪魔ベルゼブブと出会い、契約することになる。 ベルと自称する彼女の目的は、他の悪魔と戦って「本当の自分」の記憶と力を取り戻すこと。 愛実と家族同然の暮…

主人公の如月蒼人は私立弥生学園に通う高校二年生。蒼人の住むこの守川市は数十年前に田舎から発展した都市であり、市の北側へ行けば森が、南側に行けば高層ビルが立ち並ぶ、人と自然がうまく…

どこかで読んだお伽話に似ているな... 浅葱 弍威那(あさぎ にいな) 高校２年生。異界に来てからはニーナとして異界ライフデビューをし能力を身につけ色々と楽しんでいたが、ある…

藤　紫（ふじ　ゆかり） 蘇芳　杏（すおう　あんず） 浅葱　蒼（あさぎ　あお） 萌黄　千草（もえぎ　ちぐさ） 三人の《魔法少女》と、一人の《魔法少年》。でも、それは明らかに一般的…

　三年間の恋に失恋したその日、浅葱はうつくしい神に出会う。 　男神は囁いた。ならば、私を愛せば良い、と。 「……あなたを？」 「愛すことが叶えば。愛すると誓おう」 　恋を。したい…