「奇妙な味」を含む小説

　明日４月２７日からゴールデンウィーク！　いつもなら親が忙しくてバカンスの予定なんてないのに、今年は豪華客船に乗ってクルーズ旅！ 　楽しみにして早めに床に就いたのはいいんだけれど…

ミステリー研究会の仲間だった五人を葬るべく、“私”は彼らを送るのにふさわしい舞台として、館を用意した。それは犯人である“私”にとっても大変都合がよい舞台だった。なのに……。

部の先輩が死んだ件で事情を聞かれることになった。アリバイを聞かれたけれどもこの時期、証明のしようがない。っていうか刑事さんとの距離が二メートルも開いてるんですが！

大怪獣オボロドス。それはおぼろげながら存在する悲しき怪獣。 大怪獣オボロドスは存在するのか、しないのか、とても曖昧なお話し。

六人の若者の中から一人の敗者を決める人肉の日の祭典。二回戦第一試合はアナとエドモントンがぶつかることになった。指定されたゲームは魚釣りを模したもの。手先の器用さと体格のよさ、そし…

一日一問、問題を解くことによって刑の執行を猶予される死刑囚の“私”。解けなければ、翌日には死が待っている。 第一話：連日、どんな難問が来ようとも、クリアしてきた“私”だったが、あ…

オチ以外はほぼ事実に基づいた話です。日常の謎ショートショート。

出張から戻る途中、元恋人の死をニュースで知った小林は内心、青ざめた。何故なら、彼には心当たりがあったから。ひと月ほど前に初めて利用したバーで気分よく酔った翌日、自宅で目覚めた小林…

SFやSF（すこし不思議）なテイストの短編集です。 星新一や江戸川乱歩、あるいは世にも奇妙な物語、 あるいはネットフリックス『ブラック・ミラー』が好きな方には刺さるかもしれませ…

ミステリージャンルのひとつで、『奇妙な味』と呼ばれる作風を意識しました。 タイムトラベルに夢を馳せる博士が行き着いた先とは……。 昔話「浦島太郎」に絡ませた、不可思議なショートス…

高校の教員であるいっちゃんこと一路は、赤い陽に染まる教室で目を覚ました。 そこで出会った、黒いセーラー服姿の見知らぬ少女。 少女に促されるまま、一路は歩き出す。 (この『くく…

幻想と不条理の掌編エピソード連作。

サトリについて考えちゃいけない。迫ってくるレモンの目のことも。頭のなかでヤギさんゆうびんをエンドレスで歌いながら夜の街をゆく『私』あるいは『僕』あるいは単なる表面の物語。

全国で多発する数ある事件の中で､その事件は連続して起きた｡のちにクッキング･シリアルキラーと名付けられ"最後の晩餐事件"と呼ばれる日本の犯罪史に名を刻む連続殺人事件となる｡殺人に…

「御退屈ですか」。そう言って酒場に現れた魔術師は、見知らぬ少女を魔力で獣に変え、首輪と鎖で彼の手首につないでしまった……。 アイドル雑誌のグラビアで、なぜか無表情で虚ろな眼差し…

奇妙な味の短篇のつもりでツイストしたオチを用意してたら、あれ、一応密室の謎も解けてるじゃないか。しょぼいけど。

そろそろ死体が溜まってきた

遅刻するにはうってつけな日についての短編。 こんなもん信じてもらえるわけもなく、ありえるわけもないのだけれど。