「夏 放課後」を含む小説

中学1年生の日菜子はクラスの中でも人一倍無口な倫太郎に片思いをしていた。 無口だけど言うときは言う、そんな倫太郎に日菜子は自分にはない強さを感じ、次第に惹かれていくのであった。 …

　俺、橋本草太（はしもとそうた）には想い人が居る。 　北野珠子（きたのたまこ）。御年五百歳にして、お好み焼き屋「北野屋」を経営する神様だ。 　見た目は十代後半と思しき、美しい美少…

逢坂夏向は『機械姫』のあだ名がつくほど表情の変化に乏しい。 俺、京冬弥はある日の放課後体育館裏で泣いている逢坂を見つける。 「私の友達作りに協力して欲しいの」 彼女との出会…

とある曲からインスピレーションを受け書きました。

　主人公の高橋は同じクラスの佐伯さんを心から恐れていた。佐伯さん、いや、彼女のことを名字で呼ぶものは少ない。みんな彼女を宇宙人と呼んだ。日本語を話さず、日常会話はすべて「ピポピポ…

中学一年生のナツキは、一学期の終業式があった日の放課後、駅ビルの屋上から眺めた景色の中に一基のピラミッドを発見する。親友のチグサとともにピラミッドを見に行くことにしたが、様々な困…

ぼくとヒロミはあれ以来、廊下ですれ違っても、挨拶を交わすだけで、どこか距離が感じられた。そして放課後、屋上にいるヒロミにぼくが校庭から手を振ると、彼女も手をふるようになっていた。…

中学二年生の西沢夏芽は昼休みに思い切って吹奏楽部の三嶋先輩に告白する。そして玉砕した。放課後、河原でいじけていると、思いも寄らない友人がやってきて…… 恋の終わりと始まりと。青…

石川久夏は高校デビューに失敗。ボッチ生活の幕開けか……と思いきや、話しかけてきてくれたイケメン・双葉真司に救われる。 そのはずだった……。 久夏は知らなかった。 自分の振る舞…

　椿本 岳は、笠嶋 真琴のことが好きだった。 　真琴は、モデルのようにすらっとした体型に、人形のように整った顔立ちに加えて、日常的に男性とは距離を置いている、まさしく、高嶺の花…

「キミってさ、パラレルワールドって信じる？」 先輩は不意にそう聞いてきた。 もしパラレルワールドがあったなら、きっと。 そんな図書室で繰り広げられる、すこしもふしぎではない二人の…

幼馴染のそれぞれの恋。

アザミは初めて人を好きになった。だけど告白もせず、時だけが流れた。 片想いでいいなんて、思わない。ただ、勇気がなかったんだ。 最近じゃあ、欲しがり屋で自分のことしか考えてない双…

放課後、文芸室部室。 青い二人の問答はただ、春を目指す。 春を目指す二人はただ、沼へ落ちる。 きつねのなにか さん主催の自主企画用に書き下ろした短編です↓ （https:/…

ある夏の日の朝。高校二年生の夏花凪咲が目覚めると、彼女の左手薬指に身に覚えのない指輪がはめられていた。 そして同じ日、凪咲のクラスに、休学中だった凪咲の想い人の朝海空が復学する。…

トワコとサオリは、新聞部の石倉さんに屋上へと呼び出された。 「放課後の教室で、二人がキスしていたことは黙っておく」 と、石倉さんは言う。 二人はビートボックスの練習をしているだ…

初めまして、月雲燎（つくもかがりび）と申します。 夏が来た放課後、こんな小さな人間ドラマみたいなのがあったら楽しそうだという体で出来た話です。

２０１６年夏コミに出した冊子に載せた短編です。 アキノタワゴトというタイトルの話はもうちょっと設定やネタを詰めて改良する予定なのでこれはパイロット版です。 放課後に友人と哲学的な…

【あらすじ】 　夏のとある日。学生二人が話し込んでいるようです。※全7話、各1000文字程度。 ※テーマをお借りした作品です。 　今回は「この台詞で素敵な作品を」様からお題…