「間違いない」を含む小説

剣の腕は立つのに貧乏生活を強いられるオオトリ・イブキはある日、大陸からやってきたというリフィルから一通の招待状が渡される。それは女性限定の武術大会で、なんとイブキを女性と勘違いし…

（あらすじ） 行方不明の妹を探していた縷希《ルキ》は「縷希くんが7人目で間違いないので、一緒に行きましょう。それに、僕らと居れば妹さんの居場所に辿りつけますよ」と蓮《レン》誘われ…

ごきげんよう皆さん。 只今、王国の舞踏会の会場へ向かっているところですわ！ え？　なにしにいくのかですって？　舞踏会場へ殴り込みに行くに決まっているではありませんか！ はい？　舞…

王宮に勤めるエリート文官の家で住み込み家政婦をすることになったロミだったが、就職初日にとんでもないものに出くわした。 赤黒い色で「ゆるさない」と記された紙切れ。 全身黒ずくめの主…

「レシウス伯爵令嬢ディアンヌ！　今ここで、貴様との婚約を破棄するっ!?」 　高らかに宣言する声が、辺りに響き渡った。 　この婚約破棄は数十分前に知ったこと。 　きっと、『衆…

いつものように学校に出掛けようとしたわたしは、家を出た途端に軽トラに跳ねられて天に召されてしまったのだ。と思ったら、異世界に『聖女』として召喚されていたのだ。 これはもう聖女とし…

　ブラックホール。 　最近、何かと話題になりますよね。 　ド文系の私ですが、宇宙への興味だけはあります。科学的知識は大体、「こども電話科学相談室」で仕入れています。 　ある日、ど…

佐野島裕介（さのしまゆうすけ）。 俺の名前である。 何というか俺には昔、婚約を約束した許嫁というか女の子が居た。 でも親の都合で相手はアメリカに渡り。 それから文通とかが出来なく…

全３話構成の１万文以下 完結済み とある駅前のコーヒーショップから始まる一人の女子大生の恋のお話 とても甘いコーヒーはお好きですか？ これを読むと、あなたもカスタマイズ注文をし…

『悪いな、今日は友達と遊ぶから』 　そう女性達に向けて言ったのは、モテモテ主人公の天道進。 　平凡な学生生活を送っていた俺、地道行人にまるで天啓のように聞こえたその声は、俺に…

君があのときくれた言葉は、間違いなく君の優しさが紡いだものだと、そう思うけれど。 ＊佐藤菜のはさん主催の自主企画「300文字の死」に寄せて書いた作品です。

【冒頭抜粋】 身体の中心で脈打つ鼓動の音しか聞こえない。 胸の中に住む小さな自分が大慌てで打楽器を打ち鳴らし始めたようだ。 （トゥンク…） そう、僕は今ときめいている。 僕…

　婚約者との楽しいひと時をひっそりと過ごしている第一王子の目に、とんでもない光景が飛び込んできた。 「何だ？　あの馬鹿面二人組は？　見間違いに決まっている」 　見間違いでも何でも…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

　目が覚めたら、知らない部屋––––壁も天井も床も、全てが白い部屋にいた。 　テンプレを思い出し、俺はこれから起こる未来に歓喜し、そんなことはないと悲観し、最悪の未来を思い…

特にチートも貰えず異世界転生した俺は毎年不幸な目に遭う「不幸体質」だった。 こんな体質で平民から成り上がろうと思ったら間違いなく途中で死ぬ。 俺は無双も成り上がりも諦めて、出来る…

主人公の「私」はとあるカフェを訪れる。そこにいた店員の少女は間違いなく、彼女――四ノ宮譲葉(しのみや ゆずりは)の妹だった。 ＊惣山沙樹さん主催の自主企画「【お題企画】このセリ…

　ちょっと暗い話なので閲覧注意です。 私は氷河期世代の人間です。同年代には引き篭もりが多いと、いつかニュースで見まして、当時、引き篭もりは『甘え』だと思っていましたが大きな間違…

絶対的な存在であった『勇者』を失い、戦乱がますます加速するアルゲスト王国。その王都の片隅には、『オーワ』という謎の店がひっそりと構えられていた。『依頼料は高いが、仕事の質に間違い…