「僕らしく」を含む小説

皆もすなる日記というものを、僕もしてみんとてするなり。ただ、単に日記を書いても、Twitterで呟いてるのと変わらないので……身近な頭おかしい連中を紹介するエッセイみたいにしてみ…

「呪われ茨に覆われた城のてっぺんには、美しい姫が眠っている」。 とある森の奥深くには、そんな言い伝えの残る城があった。“眠りの城”と呼ばれるこの場所へ宝目当てに訪れた女盗賊キリル…

　かちゃりと扉を開ければ、ベルが軽やかに鳴って君に来客を知らせる。僕は迷わず視線を奥に向ける。手のひらくらいの小さな窓に隣接した端っこの席。 　＿＿君の、特等席。 　イギリス人…

19XX年から始まった世界大戦は、次第に人造人間ーモルモットーを使った非人道的なものに成り果てた。 大量殺戮を繰り返す他国の人造人間を退けたのは、突如現れたマッドサイエンティス…

路上生活をしている美容師の話。 僕の体験談。

僕が海辺を散歩していた時だった。陸の上から人間の声が聞こえてきた。彼女たちは何かを言い争ったあとで、二人とも海に落ちた。一人が一人を助けあげ、その無事を見届けてから海の底に沈んで…

作品を書き出すことより、書き終えることの方が何百倍も難しい。

誰も逆らうことのできない生徒会長から、日々陰湿なイジメを受けていた僕。 そんな僕がある日手にしたのは『幸運の鍵』。 その鍵は、どこへ続く扉でも門でも作り出すことができるという。た…

幼い頃から病弱であった主人公、不破明日斗は本ばかり読んでいた。 余命幾ばくもない事を知り本で読んだ知識で転生しようとする。 召喚した悪魔を上手く騙してその力を奪い取りつつ転生に成…

錬金魔法を授けられた僕は、中世風の異世界でマリ、ミチ、エリという3人のアンドロイドとまったりモノづくり生活。 見た目は清楚、中身は野獣。 世界の中心に僕がいる三姉妹は、僕の全て…

よく物語を作るにあたり、(言葉達が降りてくる)という感覚に陥ります。アップは不定期です。よかったら、たから聖の世界観をご一読下さい。 内容は、『詩』です。 また読みたい！応援…

僕が見たのは、 仔猫がシャボン玉を追いかける風景。 とても綺麗で儚い、 日常の情景。

※注意！　そこそこ残酷で、結構気持ち悪い内容です。 　耐性がある人や、ホラー大好きな人以外はオススメできません。 僕はいつも夜の学校に忍び込んでいる。 美術室に向かい、君に会う…

僕はある雨の日に女の子に恋をした。 出逢いは些細なことだった。そして、僕たちの恋は誰もが認めてくれるものだと思っていた。 ただ、僕と女の子の間には知っておかないといけない繋がりが…

　高校一年生の私は、順調満帆な学校生活を送っていた。 　そんなとき、いちばん会いたくていちばん会いたくない「君」に駅でばったり会ってしまって……。 ラストシーンは考察必須！！…

「生エビが食べれない顔をしている」以外は普通の男子高校生の僕が、オタクの兄、下世話な親友、邪魔をしてくる女子生徒……とにかく周りに振り回されながらあの子とのエンドを迎えるまでの物…

「ねぇ鳴亜梨ちゃん、なんか面白いことやってよ」 　わたしの提案に、鳴亜梨ちゃんは顎に手を当てながら言った。 「いいけど……小道具の使用はあり？」 「問題ないよ」 「そっか、ならい…

黄金くじらに呑まれかけた、かつて栄えた国。 そんな国の使い捨てにされてきた種族、黒炭の民【ねんりょう】の、最後の三人。 せめて最後に、命の代わりに国を救い、名を遺す。 君がそう…

クロノヒョウさまの自主企画　第8回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ」　参加作品です ネタ思いついたので参加してみました。 ALSにかかり全身義体化を選んだ女性とその…