「短編 不思議」を含む小説

学校には不思議な先生がいる。 ある日のこと、先生が授業の最後に折り本という小さな本を見せてきたので、折り本が気になって先生の元に作り方を訊きに行く。 先生から折り本の作り方を聞い…

七不思議のある学校は多いが僕の通う小学校は違う。 本当にいるのだ。 ブランコにのっている何かが。 クロノヒョウさんの「お題でカクコン挑戦」企画　参加作品です。 お題「のれないブ…

超短編　男がカフェへ歩いて行くだけです。 ちょっとばかし不思議な世界感なだけで、本当にそれだけです。 私的には本編中の喫茶店の書き方がこだわりポイントです。

雪が降ったら、あらかじめ買い込んで置いた大量の本と一緒に春まですごす。 今までそうしてきた私だったけど、今年は編み物が追加された。 愛する旦那の為に手袋でも編んでやろうと新…

クリスマスを前にして、クリスマスソングあふれる街かど 帰り道 いつもは素通りする雑貨店 今日はでも、特別 入ってみたら 出会ったのは昔いつも抱いていたぬいぐるみのくまさんだった …

中華風な架空の国・湖藍国。ここの筆屋で働く少年涛淳（タオチュン）は、師匠より貸出期間が過ぎた一本の筆の回収を頼まれる。 「師匠、この人何処に住んでいるのかわかりません」 「それ…

霊感がある訳でもない私と、私の周囲に蔓延る変り者が体験した実話怪談や不思議な話しを掲載していきます。 実話なのでオチはないです。

僕が最後に彼女の唇に触れたのは、半年も前だった————

売った記憶は二度と思い出すことができない。 売る際には身分証明書もいらないし、その場ですぐにお金を受け取れる。不思議なことになくなった記憶に関わっている人たちからも、その記憶や体…

登場人物は、僕、もみじ、かえで、私、昭和好きのひとびと、おばあちゃん、わたし

「僕」は不思議な遊園に迷い込み、メリーゴーランドの整備点検を担う少女と出会う。 綺麗に掃除と整備がされた回転木馬。カゴが等間隔にぶら下がった巨大車輪。怪獣が住んでいるらしい湖。兄…

日曜日はいかに日曜日足り得るか

毎日不思議な木の夢を見ていた少女が、ちょっぴり成長するお話

抑えきれない好奇心は僕を苦しめ、彼女を笑わせる。 彼女には笑っていてほしい。 そしたら僕も—— 「お前、なんで泣いてるんだ？」 ……泣いてる？　僕が？

フライパンの模様を見て「魔法発動しそう」と思った人間は私だけではないと思いたい。

加奈子と茜は幼馴染みだ。 泣き虫で内気な加奈子と、しっかり者で強気な茜。 茜が加奈子を引っ張って、ずっと歩いてきたが、次第に二人の関係はきしみ始める。 茜が加奈子にきつく当たるよ…

いつもの道をちょっとそれたら、イケメン通りに迷い込んでしまい…。

女子高生、椎名ミズキは友人である梨乃、海堂と一緒に小学校の裏にある神社へと向かう。 その神社は彼女たちの記憶では学校の七不思議のひとつが隠されているとされている場所だった。 しか…

創作三国志。怪談です。赤壁前夜に不思議な老人に出会った何某の運命。