「魚じゃないよ🐟」を含む小説

廃園となった遊園地、虹色ドリームランド。今は取り壊され想い出の存在となったその場所に、夢世界の囚われ人となった稲垣いずみ。 彼女を救うべく『夢夜叉』卑弥呼は、いずみの心の闇を喰…

湖で釣りをする少年ツリスキンと、少年に何をしているのかを聞く少女・キクコ。 二人が会話してる間に、湖の中では”ごちそう”に向かって魚や色々なものが寄ってくるのです。 ※一部…

海の底に棲む人でも魚でもない生き物たちは、哀れな人間の死体を見つけた。 水死体を見つけた人魚二人のお話です。ファンタジーと呼ぶには泥臭く、かといって我々が住む世界の話ではない。…

想像力豊かな女の子・乃愛と、彼女の世界観に魅了された僕。 インカレサークルで出会った、大学生男女の恋模様を描きました。 「５分で読書」短編小説コンテスト参加作品です。 参加ジャ…

滑り止めの興味のない大学に進学した「僕」は毎日をふらふらと過ごしている。 そんなある日、とあるアクアショップで僕は「彼女」と出会った。 彼女はその店にいるアロワナに心惹かれている…

同じ東京に住むのに、君と僕との間には越えられない隔たりがあった。 都会に暮らす彼女と、下町に住む僕は、まるで地上と地方に隔てられたように交わらない。そんな彼女に抱いた想いは、恋に…

アメリカ有数の巨大都市ロサンゼルス。 今この街では、人間の血を一滴残らず吸い取って殺害する連続殺人鬼、通称『サッカー』が猛威を振るっていた。 ロサンゼルス市警に所属する女刑事ロ…

空は暗く、彼女は一人で浜辺にやって来て、死んだ青い魚が岸に打ち上げられた。 頭痛がして癌が心配。海辺旅館に寂しく滞在。時々、他の部屋からのセックスの音。両親から遠く離れてこの海辺…

自作の短編集『私のはなし』からサルベージ3作目です。 拙作の中では不快指数高めだと思います。

ただのサラリーマンの何気ない日常に突如現れた自分を”天使”と名乗る手足の生えた魚との共同生活が始まる・・・

冷たい人と言われるくらいならどうって事無いんだけどな

その川は狗流川（いぬるがわ）と呼ばれていた。 雄太（ゆうた）と拓（たく）は狗流川の近くで狸の死骸を見つけた。 狸の墓を作った二人は学校が終わると狗流川に釣りに行き、釣った魚を墓…

男子高校生の遠泳大会が行われる予定の精子湖（しょうじこ）。その湖で男性の遺体が発見された。奇妙なことにその死因は股間を食い破られたことによる失血死であった。 調査を始めた警視庁特…

ある時は、人だった。 ある時は、犬だった。 ある時は、猫だった。 ある時は、鳥だった。 ある時は、虫だった。 ある時は、魚だった。 何千何万と輪廻を繰り返す自分の生涯―― この…

「“晴海”先輩、釣りってしたこと、あります？」 　とある街にある港は、本来ならばたくさんの釣り人が訪れる場所だった。 　変異体と呼ばれる化け物。それに纏わる事件が港で起きてから…

なぜ、俺はこんな姿で走っている？ なぜ、俺はマグロなのに手足が生えている？ なぜ······。 慶介は平原を走りながら、そう自問自答した。 元の姿へ戻るには繰り出されるステ…

ここに封印されておるのだ

差出人の名が記されていない、一通の手紙。 そこには、ある女の秘められた想いが、届かぬ願いが、そしてついに見出した希望と決意が綴られていた。

【注】本作は作者の別小説「海神の揺籃：https://kakuyomu.jp/works/1177354054894900144」の捕捉小説となります【意】 【注】また、本作の解…