「神 短編」を含む小説

めちゃくちゃ長い変な遺書と、それを受け取って「気持ち悪……」となっている人間の話です。

とある部族で、戦に赴く戦士に神を降ろす為に祭りがひらかれる。その夜、少年は英雄に抱かれるのだと村人に告げられた。「民族調ボーイズラブ企画」参加作品。

エルフが完全なる存在として地上に創られ、長い年月が経っていた。咎の王国のことは古い詩で紡がれるだけとなっていた頃、エルフの女性がある日一人の赤子を見つける。エルフとは何か違うよう…

旧約聖書創世記「ノアの箱舟」において、大洪水の末、人類は一度陸を失う。 神の慈悲とノアの助力があり、結果として人類は再び陸を手にすることができた。 でも、もし神に慈悲が無かった…

のりおくんが死んでしまったのは、九月八日火曜の午後三時だった。 大好きなのりおくん。 私の幼馴染で、二つ年上の憧れのお兄さん。 そんな彼はある日車に轢かれて死んでしまった。 …

大天使のコンビ、統夜とフィーア。 彼らの仕事は、神が管理する世界樹『ユグドラシル』の摘果作業。 ただし、只の摘果じゃない。ユグドラシルの実は、その中に世界を内包するからだ。 悪…

神は死に悪魔は去りそこには人が残された。おとぎ話の時代は終わりを迎え、そこから人一人が死ぬ頃には鉄と火薬が支配する時代が訪れた。歴史は千年の木樽で醸され神話となる。 １話読み切…

神は地上に世界樹の種をまき、その世話係としてエルフを任命した。 それから一万年の時が経ち……世界樹の麓にはユニコーンやドワーフやニンフなど様々な種族が住みつくようになった。 …

　この世は眠り続ける神獣の夢の中である、と伝わる世界。 　そこで繰り広げられる、あるいは語り継がれる、いくつかの物語。 　物語に登場するのは、この世に降り立った神獣の現身（うつせ…

誰も戻った者を知らない塔の物語。

宇宙は神が与え給うた広大なフロンティアだ！ 我々火星人は開拓の第一歩として、地球の再生に着手する事となった！ この旅は未だかつてない壮大で危険なものになるだろう。 だが心配はいら…

刀や槍で戦をしていたそんな時代、戦場跡近くの不思議な池で、武具を池に沈める一人の小僧がいた。 小僧はなぜ池に武具を沈めるのか。 池に現れる鎧武者とは。 妖と人の、契約が結ばれる。…

山に住まうとされる、神とも鬼ともつかぬ山神。 山神に願えば、憎い相手を呪い殺すことが出来るという。 村に住む弥一は、山神の呪いを利用して憎い相手を殺すのだが……。

1年前に行方不明になった老婆の捜索依頼を請ける怪奇探怨神勇人が、老婆失踪のか謎に挑む。

担当世界の魔王が邪神化した。 八方手を尽くしてどうしようもなくなった初級限定神リフィールは、先輩女神を頼ってある勇者を召喚する。 だがこの勇者、とんでもなく理不尽の塊で―――。 …

『神』：欲を吸う者 『欲』：誰の心にもある信念

神に捧げるために舞う踊り子は、どこまでも穢れない心を持っていた。 そう。あの男に出会い、あの女にその地位を引き摺り下ろされるまでは。

太古の昔――まだ人と人ならざる者が共に歩んでいた時代。 東海龍王の三太子である敖丙（ごうへい）はある日、不用意にも天理に逆らってしまった。 深傷を負って溺れていた人間の少年を助…

　ありえるかもしれない未来、20XX年。地球は様々な脅威に直面し、人類は絶滅の危機に瀕するほどの世紀末を迎えていた……。主要国を含めた各国家は火の海と化し、人間の生息域は極限まで…

異世界転生は日常茶飯事である。 そこには様々なドラマがあり、壮大な冒険をする者もいる。 しかし、いずれもそれらは偉大な神によってなされるものである。 では、そうではない神によ…