「SF 宇宙」を含む小説

主人公トルムはハルマゲドン(終末の日)を聖書で知ったものの、それが本当に起こるものとは信じられなかった。 聖書が科学的な観測によって成り立っている観測の記録書であることをしったト…

ある日、小さいけれどとてもきれいな石を拾った。 その石は、宙（そら）からの特別な贈り物だった―― その存在がどんなに小さくても、ちゃんと見ようと想うなら『大切』は見つけられる。…

不死のかぐや姫は、月からのがれるために沈んでいたが、地上へ、そして月へ流されていく。かぐやSFコンテスト2に出したものです。 二つ目は、かぐやSF3に出したものです。未来のスポー…

　日下部恭介、サラリーマン、四十五歳、係長待遇課長補佐。彼がVRSFゲーム世界で寝落ちして、気が付くと、仲間と作り上げたギルド本部のある超巨大戦闘コロニー船の中だった。最初は夢か…

あの白い星を見ていたらプラズマをまとって滑りたくなったので。

全宇宙の最速を求める者達の魂が集う場所、〈赤い土のサーキット〉。これはそこに轍として遺された走行記録、その一部。

　本作は、謎の大陸『アトランティス』の伝説に擬えたスペース・ファンタジーです。 　あまりにも悲愴な運命をたどるこの謎の惑星に、時空を越えた人類のルーツが。 『生きとし生けるもの…

超異常気象、CO²増加、酸素の欠乏、大気中放射能の高濃度化、世界的食料枯渇……。我々の母なる星、地球はその命が風前の灯の如くとなっている。宇宙をくまなく探し、一日も早く、地球人の…

西暦2045年。宇宙に進出した人類は、遂に完全なる宇宙国家建国を決定する。多種多様な人種、思想、宗教の人々が集まった宇宙コロニーにおいて、新世代に対応すべく様々な新法案が提出され…

カクヨムコン9に参加作品です。 ～まがい物の機械仕掛けの人形を殲滅せよ～ 　シルフィア世界で、くすぶっていた。純血と二つの血を引く者たちの対立。主人公イリスの母のクレアの代で…

西暦４万３千年、人類は１万光年離れた宇宙に第２の地球を探すべく、いくつかの惑星を開拓していた。 少年は戦火を逃れそんな開拓の星に逃げ延びる、その星で少年は仲間とともに命を繋いでい…

やあ。元気にしているかい？ 僕から君へ、伝えたいことがあるんだ。 ロマンチストな君のことさ、きっと君は、今から僕が話すことに、食い入るように聞き入るだろうさ。 ん？　僕のこと…

巨大宇宙母艦「ペパーミント・ブルー」の中にある人工リゾート都市に、キュートなウェイトレスのドロシー嬢とネコ耳配膳ロボが働くダイナーがあった。ある日おかしなお客が、平和な海辺のその…

火星の基地建設に参加したのは日本の建設業チームだった。そこで出会った不思議な黒い箱・・その箱の持つ秘密とは・・

參篠　ｻﾝｼﾞｮｳ　チョコレッタ星第六代チョコレッタ 　　　美味しいチョコレートを追い求める。 蛟籠　ｺｳﾛｳ チョコレッタ星第五代チョコレッタ 　チョコレートを利…

宇宙人なんて生命体は、いるのかいないのかも判明していない未知なる存在のはずなのに、その姿はなぜかみんな知っている。「グレイ」と聞けば、みんな同じ宇宙人の顔や形を想像できてしまうほ…

SFの短編、8千字程度です。著者は紅茶より珈琲の方に夢中ですが、小説を書く時には、大倉陶園のブルーローズでよく紅茶を飲んでいます。 お読み下さる方へ、有難うございます。 この…

そこで彼らが見つけたのは、書きかけの地図と生々しい絶望とそれらを抱える空虚だった。 自主企画「お題『書きかけの地図』で３００文字以内の詩か小説をお願いします」に参加するために書…

残業の疲れからかつい駅のベンチで寝てしまった俺は終電を逃してしまう。 途方に暮れていた俺だったが突然目の前に古めかしい列車が現れて・・・？