「奇妙 短編」を含む小説

　アポ無しで電話をかけてきた、約六十年後の世界の住人であると証言する少女、HARUNA。その世界ではスマホの進化形・スタイルホンを使って、過去や未来に向けて通話をすることができる…

武蔵野八幡宮の秋祭りを歩いたときのことを思い出しながら書きました。 神社の縁日に出かけたわたしは、参道の奥に奇妙な屋台が出ているのを見つけたのだが――

作りかけのヒロインは作者の妄想世界の中にしか存在できない。じゃあ作者が妄想世界に飽きちゃったらそのヒロインはどうなるの？

美人で優しくて裕福で、おまけに料理上手な僕の彼女。 彼女にはある秘密があった。僕にも内緒の秘密が──。 これは平穏だった僕の日常が、ある日を境に一変する物語。 ※俺TUEEEE…

数百字から千字前後まで。ノンジャンルで何となく思いついたショートショートを随時更新していきます。

　七歳の頃、僕は田舎の祖母の家に預けられた。 　その町というよりは村という言葉が似合う場所で、僕は奇妙な経験をする。 　そして、二十年後、僕は戻ってきた。 　僕を待っている…

僕のクラスの奇妙なお話。

霊感少女、というのが由香の呼び名。そしてその呼び名に軽蔑が込められていることくらい由香自身にもわかっている。でも次こそはみんなを見返してやるのだ。私が死んだら驚くに違いない。飛び…

その日はいつにもまして帰りが遅くなった。べつに急ぎの仕事があるわけではない。電話の応対やら打合せやらでひんぱんに作業を中断させられる昼間と違って、しんと静まった夜のオフィスは、お…

短編のホラー作品。 居酒屋の店員と常連という微妙な関係に青年の人生は左右される…

自殺が合法化された日本。自殺を手伝う奇妙な職業が発生した。彼らをクロージングコンサルタントと呼ぶ。 死によって広がる波紋、秘された思い、命の使い道。自殺する権利は何を生むのか。津…

小説と呼ぶには短編過ぎる。 小説と呼ぶには稚拙過ぎる。 そんな海鼠の「微説」集です。

恭子は今日もいつもの交差点に立つ。 1分にも満たない朝の逢瀬の為に、不信げな生徒の目線も何のその、愛しのあの人を待っている。 これは世にも奇妙なワカメ女の恋物語 短編｢交差点…

埋める話

ある雨の日、人間の手が道の真ん中に落ちていた。その手を拾うと、自宅で飼うことにした。

高校3年生の冬、なかなか進路を決められずに悩んでいた主人公。友達のリリはそんな主人公を気にかけてくれていたが、突然、事件に巻き込まれ、失踪してしまう。 そして、学校を休んで、リリ…

恋人に浮気されたある女性は、夜の闇の中、縁切り屋と名乗る奇妙な老人と出会う。 すぐに恋人との縁を切ろうとした時。縁切り屋は、言う。 「その縁のおかげで、何事にも変えられない、大切…

とても優しい少女は今日が死んで明日になってしまったことにすら涙を流していた。

友人が姿を消した。 怯えながら、家族も何もかも捨てて。 残された友人たちは理解に苦しんだ。 彼を探すべきか。 それともこのまま計画を進めるべきか。

本に囲まれた「図書館」という空間が大好きな「わたし」が、引っ越し先で訪れた「図書室」でちょっと奇妙な女の子と出会う……ほっこり系ホラーです。図書室（館）が好きな方へ勝手におすすめ…