「猫はでません」を含む小説

むかしむかしのおなはしです。 うつくしい城に、ちいさなちいさなお姫さまがすんでいまいた。 お姫さまは毎日おいしいものを食べ、美しい花にかこまれていました。 ですがお姫さまは…

　小学二年生のリントは、ある夜、 庭の桜の木の下でお花見をする猫たちに出逢う。 彼らは人間のように酒瓶を割り箸で叩いたり、踊ったりして、 陽気にお花見を楽しんでいる様子だ。 その…

今考えても、俺にとってあの日は必要な日だった。 日常の中で忘れかけていた大事なことを、 あの日、俺は取り戻すことが出来たのだから。 沙衣が飼っている猫のメーティに連れられて行った…

　探偵ゲームの女性限定オフ会で意気投合して仲良くなった３人。話が盛り上がり、のりと勢いで【探偵屋】を始める事にする。 　作ってもらったお店の看板が【探偵屋】から【何でも屋】に変…

Twitterにて、怪談界隈でご活躍されている、まー@猫獄山のファブリーズ使い@TeDdYxMah 様の呟怖『足洗酒』シリーズ第一話を、この度リスペクトさせて頂き、書かせてもらい…

人間には見ることが出来ませんし、気づくこともありませんが、 人間が住んでいる街には、その街を守る天使がいます。 天使たちは、それぞれの街を守ることを神様から言い付かり、 人間に見…

不安になると手首から血を流してしまう主人公、青猫ぴりりのネガポジ混在した気持ちの揺れと、それをなぜだかいつも救ってくれる犬山しろ。勝手に互いをかわいがるふたりのbreedな日々…

化学物理を担当する猫屋敷のもとに、教え子のハルカが「質問があるんですが…。」と尋ねてくる。その質問は、”異世界へ行くにはどうすればいいか”というものであった。そのバカげた質問を猫…

世界《セカイ》は一つだった、しかし愚かな人間達は神に抗い、その怒りに触れた人間達は力を奪われた。神は世界《セカイ》を別ち 神に抗った人間達を別の世界へと隔離した。 これは、二つの…

都会を離れ岬へ旅行に出かけた私は、そこで彼女と猫に出会った。ひと夏の夢物語。短編です。 （この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。）

ぼくの会社では『ネコ発電』を行っている。 これはネコが発する静電気をあつめて各家庭へ送るという、現代の最先端技術なのだ。 でもこのネコ電気、エネルギー源の性格を受け継いでいて本当…

ブックカフェ「星草堂」とあやかしの世界を舞台に奏でられる、人とあやかし達の4つの恋模様。

祖父のおかげで、優秀に育ち、十七歳になった頃には、落ち着いた男になっていた。 そんな時代もあっというまに、過ぎて、気づいたときには、海外の大学を一つ卒業しており、新しい道を知る為…

横浜観光スポットの一つ「港の見える丘公園」。そこにある老舗紅茶館をひとりで営む祖母の元へ転がり込んだなぎ。 セクハラ・パワハラで仕事を辞め、手伝う予定の紅茶館は既に閉店。祖母は急…

　突然の難病を抱えた中三。彼女を救うため、祖母は縄文時代の終わりから伝わる一族の力を駆使し世界を平行移動させた。そのパラレルワールドに存在する二人の彼女。 　コンプレックスの塊で…

ルージャルグ神学校。その卒業予備生は『勇者』と呼ばれ旅に出ることに決まっている。 その一人であるラーニエは、けれどスライムにすら負けるポンコツだった。 そんな彼女はある日、自らを…