「短編 悪魔」を含む小説

　殺し屋レヒトは依頼により霊峰を越え万年雪化粧の辺境の地、ナロー村へ向かう。 　そこでは古来より続くクリスマスと呼ばれるイベントが催されており、村中がクリスマスムードに包まれてい…

12才からたった一人で生きてきた、風俗美少女るるか。 お店では「魔少女るるか」と呼ばれる小悪魔るるかが、日々の出来事を綴っていたブログ。 それに付くコメントに真剣に返信していた…

祖母が亡くなりました。私の十六歳の誕生日を幾日か過ぎた日のことでした。 祖母にはもっと生きていて欲しかったのに。神様は酷いです。

女は悪魔と契約した。 悪魔は、その見返りに、最も幸せな時に迎えに来ると言った。

エクスたちは、新たな想区を訪れた。そこは、『月の女神の想区』だった。この想区には闇に棲まうはずの悪魔が跋扈しており、聖教は人々の安全を守るため、悪魔狩りを主導している。そして、悪…

教会を呪った。 女神を呪った。 女神を信じていた自分自身を、呪った。 火刑に処された女は、その日、新たに産み落とされた。 (今のところサワリだけです) (実在の宗教や団体に…

男は悪魔を呼び出した。自分の願いをかなえてもらうために。 しかし、悪魔はそれに対して告知事項があるという。 男は願いに対する指摘を聞きながら悩むのだった。 ＊「小説家になろう」…

ただ呼吸を繰り返すだけの世界に堕ちて来たのは、一筋の光でした。

何時ものように仕事を終えた殺人鬼、通り名『ロンリデス』はここ暫く拠点にしているボロビルへと帰った。 　「テメェ何処の誰だ？」 　そこには見知らぬ人影があった。 　それが彼と彼…

　短編2本です。 「荒れ狂う嵐の一夜、岩場では悪魔が躍り、かわいそうなジルは悲しんだ」はイギリスかアイルランドの妖精昔話風。 「鬼神の京にあらわれる」はいわゆる羅生門の鬼です。

俺の務める会社が、まさか ”夢を創造してビジネス化する” グループの一社だとは知らず、本社研修と称して、様々な夢を体験した。 研修中に俺が見た夢は、現実と非現実の狭間というべき…

恐ろしき悪魔が、人間に復讐を誓うまでのお話。 我々は今現在も、奴らとの戦いのまっただ中にいる。 ※プロの声優さんの朗読で動画になりました。こちらもぜひ。 ＜朗読＞かわいいの刑に…

私が恋しているのは人じゃない…。 本来なら関わり合うことすら許されない私達、それでも良いと思っていた。 薫…本作のヒロイン、どこにでもいるような女子高生である。 アレン…黒い髪…

女の子同士がいちゃいちゃするだけの話です。

ある時代のある国の話。レディナは幼馴染のナンスと共に奴隷にされ、馬車に揺られていた。 これから起こることへの恐怖とナンスを守れなかった後悔がつきまとっていた。そんなレディナに悪魔…

それは魔女狩りが行われていた時代の、雪の降るある夜のこと。 偽装と騙し合い、耽美と退廃。

綺麗なものほど壊れやすい。 分かっていたさ、そんなこと。 それでも弄ばずにはいられない。 天使の仮面を被った悪魔の御噺。

緑ヶ丘高校に入学したての高校生、風間将太はある日授業中にお腹を壊し、頭痛のふりをしてトイレへ駆け込む。 ――だが、全ては罠だった トイレに紙がない…絶体絶命の窮地に頭を抱えた彼へ…