「老」を含む小説

ファンタジー中編。 剣と魔法で、「ソウル」と呼ばれる魔物と戦う異世界もの。 ただし、魔法体系の中に、金属加工に特化した「操金魔法」を操る魔法使い＝「魔法鍛冶」が存在する。魔法鍛冶…

（あらすじ） 第１話「図書委員会へようこそ」：２０２６年春。姉ミフユが卒業した憧れの高校に進学したミアキ。小学校時代の幼馴染みたちと一緒に音田先生率いる図書委員会に見学に行ったら…

　世界をふらふらぶらぶらと旅している老錬金術師マーガスはある駅前で魔術により呪われた学校があることを知る。別に自らに全く関係がないから放っておいてもいいのだが、一人の少女東風　…

久し振りに人間界へ来た龍。道端の欅に頼まれて、出会ったのは病気の少女でした。

　その昔、まだ人々が動物の祟りや山の神様などを本当に信じていた頃の事、ある山外れの村に一組の老夫婦が住んでおりました。二人は貧しく、決して贅沢をする事は出来ませんでしたが、それで…

　ペーパーカンパニー。それは、書類上では存在しているが、実在がない企業のことである。主に税金対策に使われ、当該の所在地にオフィスは存在しない。 　税務調査官　物部　来智(もののべ…

世界に魔王が降臨し、勇者は未だ誕生していない。 だがそれでも――――勇者でなくとも、戦う者達が確かにいた。 魔王が現れた時代、勇者はまだ生まれていない世界で破滅へ立ち向かい、報…

保元の乱をもとにした森の王国の物語。 次代の王を求められる老象は、何を思い、答えをだしたか。

老人と幼女。故郷を奪われた二人の旅の目的は敵国の一掃。かつての英雄は老い衰え、かつて五指に入ると言われた魔術師は幼い子どもの姿に変えられてしまっていた。

「例の日」、人類は全員残さず不老不死となった。 今よりも少しだけ遠い未来、「例の日」を境に人間は怪我も病気も、肉片になろうとも治癒し、生命活動を再開出来るようになっていた。 食事…

現実とよく似た歴史が綴られながら〝魔法〟が存在する世界にて。 時代は昭和初期。中国東北部に満州国が建国され、数年がたったある日。突然、首都新京を中心に無線障害が起こり、ゾンビ兵を…

２０２４年、夕暮れのコンビニで下半身を露出した男が暴れまくり、警官に射殺される。 しかし、これは一連の異常事態の前触れに過ぎなかった。 その後、本能が赴くままに暴れまくる老人が多…

あえて主人公（羽多野さん）に焦点を当てず、その先に見えたものを軸に書きました！

いつも通りの日常が続くと思っていた家族や恋人たち。 それぞれが交わすおやすみは、人類滅亡前夜に、どんな意味を持つのか。

幼馴染の葬儀屋の一角を間借りして旅行代理業を始めた主人公。 第一話　晴れ女 働いていた旅行代理店が潰れてしまった里佳は、幼馴染の浩人の実家の葬儀店の仕事を手伝う。そこで出会った…

西暦2000年。イギリス北部の小さな街に住むマキカは「お片づけ」依頼を受ける。80歳になる上品な老婦人の家は、想像を絶する汚さだった。

　岐阜県最北の三方崩山に突如現れたエントロピー反転円境界線。 何者をも受け入れるが、何者も出さない。その奥へ消えていった、一人の老科学者。敢然と立ち向かう一人の物理学者。彼が目に…

この作品は、自身の読んだ作品について思ったことを思ったままに書きます。 辛辣な突っ込みや表現への批評はもちろん、ネタバレのオンパレードになります。 是非やって欲しいと言う方がいま…

「小学生の頃の私は、どうしたら小腸に直接触れることができるかということだけを考えていた」 老作家の館で住み込みの家事手伝いをしている藤沢。 老作家の机には、外国語で書かれた手記…

惟任日向守こと明智光秀は、己にそっくりな老僧、随風を見つけて影武者として雇う。 武田家を滅ぼした祝勝の宴席上での失言。石見、出雲への転封の内示。そして、安土における徳川家康の供応…