「親子向け」を含む小説

広い世界のどこかで起こった親子の物語。

本作はとある王様がとても難しい選択を迫られるお話です。作中で正解は示されませんし、そもそも無いと思います。きっと読者様の数だけ正解があるのでしょう。 たった２０００字ほどの短編…

冬になると、横になってくるまりたくなるコタツ。 カナちゃんは、そんなコタツが大好きな女の子。 カナちゃんとコタツといっしょに、ぽかぽか温まりませんか。 １話完結の短編です。

中学三年生の菜々子は、毎年テレビで放送される『カルガモ親子のお引っ越し』特集が大嫌いだ。 でも、何故こんなに嫌いなのか、見ていてモヤモヤするのか、自分でも分からなかった。 そんな…

イラストレーターの琴（こと）は、父の三回忌を機に、飛び出した家へとフィアンセを連れて舞い戻る事になる。父の遺品整理を母に任されるが、ピアノと家を捨て絵の道を選んだ負い目がある琴。…

　素行の悪さ名が目立つ雨宮兄弟こと達也と正弥。 　万引きをしたあと逃げ込んだ地下にある古い小屋。その小屋の天井は井戸のような空間から外へと繋がっているように見えた。 　逃げ込んだ…

【父は『か弱い子どもを加護する立派な父親』であることこそが自分の役目であると、誰よりも優先して子どもを守り、子どもから信頼され、自らも子どもを愛さなければ自分に存在意義などないと…

未来、教育の形は変わっていた。 それに対応できない子たちがいる。 それでも、子には親がいて、『おうち』があった。 ＊「小説家になろう」に投稿しています（名義：naro_naro…

家族をテーマにした物語。 短編のヒューマンドラマです。

コロナ禍は中国の武漢から始まりました。これがやがて世界中に伝播し、変異もしました。ヨーロッパ、アメリカでは尋常ではない死者の数を記録しています。２０２０年８月、収束の兆しをみせて…

私には、目の前にある日常が世界のすべて。ふりかえることもなく、未来を望む術も知らず、ただこの瞬間を生きている。 たったひとつ、わかっていることがある。 ほんとうのことは、誰に…

【第1回集英社ライトノベル新人賞・第３次選考落選】 　世界には大海と、『フロンティア』という島が無数に点在していた。 　フロンティア極西に位置する田舎街――リュウキュリィア。 　…

「歩こう。足元には、あなたに繋がる無限の命がある。」 中学校に入学してからわずか一か月。 転校生になってしまった慧は、引っ越した先の街で、見知らぬ世界に入り込んでしまう。 街も…

性分化疾患。古くは両性具有などとも呼ばれていた症例。それが僕。 僕は男と女、どちらの性なのだろう、どちらの性を選べば良いのだろうか。 周囲に知られるのを恐れながら大学生活を送る僕…

わたしのママと、マリのママは恋人同士だ。運命的な出会いをしたらしく、今でも熱々だ。 でも、わたしたちがここにいるということは、つまりそういうこと。 だから、呪いをかけられた。魂…

少子化に高齢化によって崩壊する「家族」のために、国はAIによる「親子マッチングプロジェクト」を立ち上げ、挽回を図る。 フリーライター・早島チサはぎりぎりアラフォー。親子マッチン…

「ごめんな、シゲル」 そう言って、父さんはいつも僕に嘘をつく。だから、僕は父さんが嫌いだ。

田舎に住む女子高生の真奈は、無人駅のホームの隅に咲いているタンポポを見つける。 そのタンポポを見ているうちに、真奈はとんでもない現象に巻き込まれる—— 不思議な体験をした女子高生…

幸せの兆しはいつだったんだろう。 　生きている間は通り過ぎるような日常を過ごしているのに、終わった途端にあの時は幸せだったなと後悔の念に駆られてしまう。 　いや、実際に僕は幸せだ…

ごく普通の男子高校生の母親は少し変わった言動を取る。そんな親子の日常を描いたほのぼのとした青春を描くいや、ファンタジーとも取れる小説になっています。