「現代よりの和風」を含む小説

※方向性は型月とかBLEACHみたいな感じです。 怪異対怪異。 恐怖と解明の伝奇バトルアクション。 　———こんな話があった。 　意思を持つ刀が次から次へと人の身体に乗り移り…

谷野栞奈（やのかんな）は当年取って三十九歳。 夕暮れ時もいつものように一人で帰宅の途についていた。が、真っ黒なカラスと共に現れた謎の青年に告げられる。 「あんた、男の霊が憑いてる…

【主なあらすじ】 時は令和。この物語のヒロインである寺島京香は、憧れの幕末志士たちの足跡を巡る為、京都へと向かう。そこで、沖田慎一郎と、土方明仁と出逢い、東京から出稽古に来て…

悪霊は、人の心に巣食う欲望をエサとして食らい、その者を悪魔に変える。異能使いの剣士——悪魔祓いにとって、その怪物は斬って捨てるだけでよかった。悪魔になるべくしてなった人間は、もと…

──行きて帰りし怪異譚 関東平野のどん詰まり・曙町で、妖異商を営む老舗〈胡堂屋〉の養女にして雑用係、胡堂ミカヅキ。 店主兼保護者の胡堂アマフサに時にはこき使われ、時には振り回…

俺の名前は博人(ハクト)。29歳、無職。夜の相手はパソコンとティッシュ箱だけ。 ゴミ出しの途中で奇妙な宝石を拾うまで、俺の人生はどん底だった。その宝石から聞こえてきた声は、俺が…

祖母の命日。遺品整理でバラバラに売ってしまった、祖父母の愛が詰まったこけしが、真夜中に「カタ、カタ」と動き出した。 それは祖母の呪いか、それとも──。 恐怖と後悔に震える主人…

時は現代。 とうの昔に失われたとされた忍びの里は、霧や雨に隠れながら今も残っていた。 霧隠れ、伊賀の立花家次期当主、立花楽。 雨隠れ、甲賀の法雨家次期当主、法雨里冉。 二人の少…

※広い心で、面白く読んでやってください。 ※フィクションです。

妹の十八歳の誕生日、姉は妹のための生贄となる――はずだった。 楠宮あずさは退魔師の家系に生まれながらも、たいした術を使えない落ちこぼれ。 ある日、彼女は寝ている間に妙な儀式に巻…

特に目立たない普通の毎日を過ごす普通の女子大生、水卜紗雪。 紗雪には普通じゃないものが2つあった。 １つはどこからか聞こえる「声」。 そして、もう１つは…紗雪が「今」を生きるのは…

百年の祈りの末に生まれた、無垢なる付喪神の私。 宿命の縁は、心を凍てつかせた魔払い師との偽りの婚礼。 魂が響き合うとき、凍てついた旋律は、愛の調べに変わるのでしょうか。 あらす…

千依（ちより）の住む日ノ本は、異界との境界が曖昧な場所だ。 ゆえに、人の住む表の世界と、妖（あやかし）の住む裏の世界の唯一の通路になっている。そのうえ、彼女の国ではいにしえから厄…

稲葉和（いなば　のどか）、２０代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。 子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通った「…

『カコカンコ』は、空の上から歴史の1ページを見つめる物語。非常識が常識に変わる瞬間を目撃する。 ちょっと自慢できる趣味を持つ中年男性と、未確認生物との不思議な旅。最初は二人だけだ…

平成の日本のような発展を遂げた、様子のおかしいファンタジー異世界。 鎖国政策がされていたり、カードゲームが物事を決める価値になるような不思議が多くある「日野出邦」では、そのよう…

　気ままな一人暮らしを謳歌していた宮原美月（みやはら・みづき）に、突然の知らせが届く。 　父が多額の借金を残して失踪したというのだ。 　実家を売却すべく片づけを始めた美月は、倉庫…

ごく普通の大学生・常磐木 碧は、ある雨の日、亡き父の形見——一本の扇から“声”を聞いた。 現れたのは、かつて人に大切に使われた道具に宿る魂、「付喪神」の少女。 この出会いは、彼の…

――この学園では、「詩」が魂を救う。 春海響は、目覚めた瞬間、自分が“死後の学園”にいることに気づかなかった。 この場所では、生前の未練や後悔が「忘歌鬼（ぼうかき）」という怪異…

主人公・久我沢千代は、物に込められた人の想いを「香り」として感じ取る力を持つ、心優しい令嬢。しかし、その繊細すぎる力は誰にも理解されず、名ばかりの華族という家柄と共に、彼女を静か…